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依存症について振り返ってみる

話題が重いからね、画像はハッピーにいきまっしょい!

ってことで、どもどもーあおいりゅうです。
僕はニコチン依存で、父はアルコール依存だったので見聞きを抜いたガチの体験のみでも対人・アルコール・ニコチンの依存についてはお話しできるかなーと思って。

なんで急に?ってなるかもだけど、鬱や家庭不和などに長年触れたり体験したりしてると、自傷行為や依存症についても色々と経験が積まれていくのよねー。

というか、僕はそーだったよーっていう。

なので、感覚値としては左利きやAB型ぐらいの、LGBTsぐらいの、そーいう感覚。
グレーや無自覚も含めてね。

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【アルコール依存】

おとんの場合、アルコール依存は僕がちっこい頃からだったと思う。
そこから少なくとも15年以上かけて、徐々に徐々に色々なものを失っていって、どうしようもなくなって入院するまでになりました。

僕が20代真ん中ぐらいだったかなー?
入院したのは、多分そのぐらい。

しばらく入院してお薬やカリキュラムや生活リズムなど総合的にケアを受けて、そこから先は通院しながら『断酒会』という自助グループ(コミュニティ)の集まりや勉強会などに参加しつつ社会生活に復帰していきます。

お薬は、お酒を飲んでしまうと吐き気などの拒否反応を体が起こすようなもので「お酒を飲みたい!」という衝動を抑える働きもあるようです。

しかし、なかにはこっそり飲んでいる方もいるのを喫煙所や談話室で聞きました。
父の効果はどうだったのかはわかりませんが。

結局、内臓などあちこちがボロボロで、退院後の通院時期に別の疾病がびっくりするぐらい悪化して、寛解する前に天にのぼりました。

悪化していった要因のひとつの側面のみではありますが、ある側面としては、依存先がギャンブル・対人・ニコチンなどに分散していたんだけども、その依存先を少しずつ失っていくことでよりいっそうアルコールに頼ることになったのでしょう。

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【ニコチン依存・その他の依存と自傷】

僕は自力で、そしてガムなどで、禁煙をしようとして無理で。
病院に通って比較的すぐに効果は出ましたが、コロナ真っ只中にすぐ復活してしまいました。

以前よりは本数が減ったり、多少の我慢は効くようにはなりましたが、今もニコチン依存のままです。

ちなみに、ニコチン依存も通院でバイアスを取り除くような軽いカリキュラムやカウンセリングと、アルコール同様の効果をニコチンに示すお薬の処方で治療していきます。

そして、自傷行為(リスカ以外も含む広い意味で)や他の依存症については、健康的な生活や環境を整えたり、似たような苦しみを抱えたコミュニティとの交流と、日記などでバイアスを外していく内省作業、カウンセリングなどを主に、必要とされているとか生きていて良いだとか許され感だとかの感覚を育てていくことが離脱や癒しに繋がっていく感じです。

どれも僕の体験や経験なので、人によっては違うとか、専門医からしたら違うとか、あるかもしれませんが。

まぁ、そんな感じで、思い込みなどを取り除いていったり、似たような人たちと傷を開示し合ったり、社会やコミュニティの中で自尊心を取り戻していったり、という…やはり人との関わりによって意識をかえていけることがとっても大切な力になっていくなぁと思うのです。

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僕も昔はタバコだけじゃなくて、対人依存や摂食障害や様々の自傷行為も掛け合わせて自我を保ってきた人間なので。
まだまだ自分とあっぷっぷーの最中ではありますが、これでも随分と健全な方向になってきてるんですよぉー。

パニックや過呼吸も随分と大人しくなってくれてるしね。

こんなのはオープンに話すことじゃないと言う人もいるけれど、オープンにしていいって思える人間が開示していったらさ、1人でも多くの人が気付いたり知ったり出来るじゃん?

って思うから。
僕はオープンにしてっていいって思える人間なので、だったらそれは僕もやらなきゃなことで、僕じゃなきゃ出来ないことのひとつだと思うんだー。

あ、ちなみに、自傷行為や依存症には種類がたくさんあってね。

依存症は、薬物・ギャンブル・アルコール・ニコチンの他に
買い物・盗癖・セックス・ネット・DVやストーカーなどの関係性依存、とか色々あんの。

自傷行為は、リストカットの他に
髪を引っ張る・体を打ち付ける・ピアス・タトゥー・セックス・オーバードーズ・絞首や過食などの圧迫…とかとか色々あったりする。

僕はこれらを求めてしまう程のストレスの1歩手前あたりに、暴飲暴食や睡眠、本や動画を見まくるっていう兆候があんのね。
一見すると不健康そうだけども、手段としては比較的健全な方法で逃がせてるうちは、まだレッドゾーンなの。
#依存や自傷までいくのはブラックゾーン
#と勝手に命名してる

僕の中ではゾーンを5層に捉えてる。

健康体

健全体

イエロー

レッド

ブラック

ブラックより下に行っちゃうと、入院や犯罪や死の領域だと思ってる。

って、そー考えたら6層か。

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【上も遠いが、下も遠い】

むかーしね、友達と話したことがあって。

『崖っぷちって案外遠いよね。』

って、わかるわーって笑って話したことがある。

僕の経験したブラックゾーンってのは、感覚値でいくと『崖が見えてる』とか『崖に続く狭い歩道』とか、まぁいいとこサスペンスのラストで主人公と犯人を後ろで見守ってる人ぐらいのところ。
そんで実際はきっともっと手前で、狭い歩道の入口にある『この先、崖』の看板のあたりかもなーって思ったりもする。

上を見ても果てしないけど、下も案外果てしないなーって思う。

あ、そんで、人間は健全ゾーンより下にいかないように保って、イエローになったりなりかけたりしたらキチンとケアをする。ってのが基本的なスタンスっぽいなーって思う。

登れども登れどもなかなか健康にならなくって心が折れたときもあったけど、今は人間っぽいスタンスってのが前よりもわかる気がするんだよね。

ちょっとずつ、ちょっとずーつ、よじよじ登っていきますよー。

そんで、夢も同じように、ちょっとずつちょっとずーつ、よじよじ登っていきますよっ!

そんな感じで、午後もなるハピでいきまっしょい!

ほなまたねー。(・ω・)ノシ




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詩・歌詞
https://novelup.plus/story/957775772
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《短編小説》

【1人きりの賑やかな朝。】
http://monogatary.com/story/155362?share=a6c19c1b5d31e0f0c24c6b1689e71c37
生き物と会話してる児童文学系ファンタジーです。
YOASOBIさんがTVタイアップ曲を作るための原作小説の公募に参加している作品です。

【仮守り。】
http://monogatary.com/story/158388?share=f30651e306425258d822f1fc18e36ab2
お爺さんの部屋にあった、宛名のない不思議な手紙。お爺ちゃん子の孫によって、仮守りとして様々な人の手に渡っていく。
羊文学さんの楽曲「おまじない」を聴いて制作した小説です。優秀作品たちを1冊の書籍にまとめるそうです。

【最後のまじない】
http://monogatary.com/story/161291?share=d30a7b90fb332efcafd80f3cfc4d5c8b
約800文字(Twitterの6ツイよりちょい少ないぐらい)のめちゃ短文。とある恋人たちの、最後のおまじないの日。
こちらも同上の羊文学さんの公募に参加している作品です。

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