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イスラエルとアメリカ

なぜアメリカがここまでイスラエルを支援するのか?

いろいろな意見があるようですが、間違いないのは選挙の影響です。人数的にはアメリカ国内のユダヤ人はそれほど多くはありません。圧倒的に多いのはキリスト教福音派です。この人たちは、キリスト教原理主義みたいなもので、聖書を字義通り守ろうとします。そして、旧約聖書には「約束の地」というのが登場します。この「約束の地」にユダヤ人がいることが重要なのです。ユダヤ教徒はキリスト教徒の敵であって、その辺がややこしいのですが、それでもムスリムなんかがいるよりはユダヤ教徒の方がいいのです。もちろん、有名なユダヤ資本の存在もありますが、一番大きいのはそこらしいです。

ということで、一見平和主義で理性的に見える議会制民主主義ですが、これが人殺し肯定の源泉になってたりする。アメリカはその典型で、第二次大戦の時の戦略や戦術の決定にも、大統領選が影響したりしました。トルーマンの原爆投下の決断なんかにもその影響は否定できません。

ということで、たかが「選挙目当て」でこういうことが行われたりするわけで、この点でも民主主義の危うさやいかがわしさが見て取れると思うのです。

まあ、少なくとも、アメリカには金輪際、自由とか人権とか口にしないで戴きたい。

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