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アメリカの常識はどうも世界の非常識みたい

「日本の常識は世界の非常識」とか「そんなのは世界では通用しない」とか、したり顔で語るのが流行ってたよね。
でもさ、そういう人が「世界の」って言う時って、たいてい「世界=アメリカ」なんだよな。
それで「アメリカの常識は世界の非常識」ということが、大統領選挙で露わになったのは良いことだったと思う。

とにかく、アメリカンスタンダードってわけがわからんな。
トランプが、サンダースのみならず、バイデンやハリスまで極左って言ってたけど、どうもこれがトランプだけの思い込みではないらしい。
例えば、日本のような国民皆保険や生活保護や年金制度は、アメリカの基準では社会主義や共産主義になるらしい。
するってーと、アメリカ以外の先進国は、全部極左ってことになりゃしないかい???
そう言えば、進化論と創世記の両方教えるべきだとか、銃を持つ権利とか言ってるのもアメリカだけだわな。
「西欧人はみんなキリスト教徒」「海外では、『信仰はありません』と言うと不審がられるよ」とか、今でも結構言う人がいるけど、どうも、それも事実とは違うみたい。ヨーロッパじゃ、最近かなり無神論者が増えてるそうな。まあ、これはひろゆきが言ってたんだけどね。
キリスト教が未だに強烈に力を持ってるのはアメリカだけらしいよ。アメリカは強烈な宗教国家。まあ、これは国の成り立ちが関係してるんだろうけど。(あと、ロシアもロシア正教会がかなり強いみたいだけど)

あ、それから「選挙人制度」なんて摩訶不思議なものもアメリカだけですよね。
それにさ、もう言うまでもないけど、そういう人の言う「世界」には、アジアやイスラム圏やアフリカなんかはもちろん入ってませんのことですよん。


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