見出し画像

ディレクターとはなんぞや。

こんにちは、北映 Northern Filmsのキスケです。

4月に企画がスタートし、2記事目で早速月一投稿の目標を破ってしまいました。ゴメンナサイ。
7月からは挽回してやっていきますので、是非見捨てず見てやってください。


さて、遡ること5月。
お酒の席をご一緒させていただいたのは、
北映でも大変お世話になっているデザイナーであり、アートディレクターでもあるDEAR GRAM ( https://asukakayaba.com/ )の萱場さん。

北映では姉さん的存在で、いつも今の僕たちに必要なことを、クリティカルかつストレートにアドバイスしてくださる、今年の北映の体制が大きく変わるきっかけとなった方でもあります。

オンオフのギャップがたまんないですよね。ギャップが。笑顔バチーンです。かわいい。

萱場さんが考える「ディレクター」とは?

クリエイターでもありディレクターでもある萱場さんは、北映の中でも双方のメンバーから相談を受けていただいています。中々こんな環境身近に無いですよ。

そんな中で今回僕の役職でもあるディレクターについて、いくつか質問をしたので、その内容をまとめてみました。


①そもそも、ディレクターが管理すべき範囲って?

根本的な話ですが、ディレクターとは社内でどこまでを管理すべきで、
どこからを他の人が管理していくのか。

基本的にはディレクションという言葉があるくらいなので、プロジェクトに関わるメンバーへの指示やクライアントとのやり取り、制作の進捗管理などが主な範囲になると思います。

でも北映の場合、それだけでは終わりません。
本来クリエイティブを管理するためのクリエイティブディレクターがいないため、最終的にクライアントへ提出する前の確認はディレクターが行います。そう、指示や進捗だけでなく、「クリエイティブの管理」まで。

ポジション的に本来の動きとは違うのかもしれませんが、結局全ての総括はディレクターがしている、とも取れるため、決して間違いでも無いと思っています。

なんなら他人に任せず、直接クライアントとやり取りしている自分だからこそ、その判断の位置にいたほうがいいとすら思います。

だから、その判断ができるようになるために、クライアントへの細部までのヒアリングや、クリエイティブを判断するためのたくさんのインプットが必要。(ここはすごく課題。)


②アートディレクターがいない環境で、そのポジションって誰が担うべき?ディレクターは会社の中でどうあるべき?

本来アートディレクターとは、ディレクターやクリエイティブディレクターが担えないデザイン面の管理・コントロールや「質」の担保といったところを統括するポジションのことを指しますが、今の北映にはアートディレクターというポジションのメンバーはいません。
もちろん最終の判断は磯川を中心に制作を進めていますが、本来はその手前にアートディレクターが存在します。

最近では萱場さんにアートディレクターとしてのポジションを担ってもらい、チームのフィードバックやデザインのクオリティチェックをしていただいています。有り難い限り…

では社内の中でディレクターはどの位置にいるべきか。
ディレクターとは、一言でまとめると「クライアントとクリエイターの架け橋」。だから、その案件の士気をあげるのもなあなあになってしまうのもディレクターに委ねられてると思っています。

「クライアントの熱量をあげるのも重要。それに応えるためのクリエイターの熱量を上げるのも重要。」

だからこそ、ディレクターはヒアリングからクライアントの本質を知り、見抜き、根本の課題解決をしていく為にクリエイターの力を借りることで、案件を通して全体の熱量が上がり、意欲が上がり、満足度も上がっていく。

そうやって一件一件を納品していけるように、「任せてよかった」と思ってもらえるように、ディレクターはみんなを鼓舞していくポジションになるのが重要です。

少し余談ですが、昨年札幌にあるWEB制作会社Gear8のディレクター梅木さんとお話する機会があり、こんなことを言っていました。

ディレクターは一つ一つの案件をどれだけ"お祭り"にしていけるかだよ。

この話には萱場さんも「そうそう」頷いてくれて、改めて納得。

ディレクターがどれだけ祭りごとにできるかで、制作のクオリティから顧客満足度までも変わってくる。お二人の話を聞いて再確認できました。


結論、フェスしていこうって話。

ビール飲みたい。
今年は数年ぶりに街中で盆地祭りがありますね。賑やかになりそう。

クライアントと社内のクリエイターを繋ぐ役職、それがディレクター。
だからこそ、双方のテンションを爆上げさせていこう。それがクリエイターの達成感ややる気、クライアントの顧客満足度や「次回以降も良いものを作ってくれる」と期待に繋がる。

そのためには、架け橋であるディレクターが一件一件を”フェス”にしていかなきゃいかん。

最近ではクライアントの求めているものと作るべきものが明確になるように双方に対しての要件定義を細かく作ることを意識しています。が、ここはまだまだ努力が必要。

まずは土台をしっかり。そこからは持ち前のコミュニケーション力でみんなでワッショイできる案件をたくさん増やしていきたいな、と思います。

頭では理解していても中々毎日試行錯誤ですが、コツコツと着実に成長していきます。


いや〜、楽しい飲みの会だった!

サポートありがとうございます...!お気持ちとっても嬉しいです。