【お料理】 和風ワカモレ (調理時間:5分)
・日本の調味料を使って和風サルサを。
・パンに塗っても美味しく、お酒のあてには最高。
2016年、出張でメキシコに行きました。
食べたことのないお料理ばかりで新鮮でしたが、私は辛いものが苦手なので、唐辛子を使った料理が多くてちょっと大変でした。
その時に食べて「これは好きだな」と思ったのが「ワカモレ」。日本にいるとアボカドをそこまで好んで食べなかった私が、現地では不思議なもので美味しいと思ったのです。
トルティーヤにつけて食べながら、素朴な味の豆のスープを飲むと、久しぶりに優しい味わいにほっとしたことを覚えています。
だけど、実は最近までそれが「ワカモレ」という料理だと知りませんでした。私にとってそれは「アボカドを使った、ちょっと辛いアレ」でした。
昨年、野球観戦に行ったときに、一緒に行っていたアボカド大好きな人が、ハンバーガーショップで「○○選手のワカモレバーガー」(球場に行くと、人気のある選手の出身地にゆかりのある食材を使ったメニューがあり、それはキューバ出身の選手メニューでした)というものを注文していて、「あ!あれワカモレっていうのか!」と初めて知りました。
そこで今回はそんなお料理を和風にアレンジしてみました。
☆材料はこちら
・アボカド
・トマトケチャップ
・みりん
・濃口醤油
・柚子ごしょう
メキシコのお料理には「サルサ」というソースが多様されます。
サルサには多様な種類がありますが、基本は、トマト・玉ねぎ・唐辛子。
そこで思いついたのが「トマトケチャップ」と「柚子こしょう」です。
ケチャップにはだいたいトマトの他に玉ねぎやセロリのような野菜も使われているので、これだけでサルサの基本的な味を作ることができます。
私が愛用しているケチャップは、島根の「井上醤油店」さんが出しているオススメの一品です。
唐辛子は「柚子ごしょう」を。メキシコの料理はライムのような柑橘もよく使うので、「柚子ごしょう」を使うことで和のサルサの味の決め手になります。
まずはアボカドの実をみりんと和えていきます。
だいたい潰れたら、お醤油をちょっとだけ入れて、ケチャップを入れて和えます。
完全にペーストのようにしない方がいろいろな食感が楽しめて美味しいような気がします。
ここで味見をして、アボカドの風味が残ってケチャップの酸味が適度に利いているぐらいに味を整えます。ここで濃くすると、柚子ごしょうにも塩が使われているので、味がきつくなってしまいます。
柚子ごしょうを入れます。
少しずつ入れながら、辛さをお好みで調節してください。私は、柚子の風味がほんのりして、後引く辛さを楽しめるぐらいが美味しいかなと思います。
お皿に盛って出来上がりです。
クラッカーやパンに塗っても美味しいです。これはビールが飲みたくなるので、お昼に食べるのは注意です。
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