いちばんすきな花
生方さんの脚本。
またしても台詞が刺さる、沁みる。
それに、これってもはや僕の気持ちを代弁してくれてるんじゃないかと思うくらいに、そう、この物語の主題自体、大変興味深くて今期かなり注目しているドラマである。
その主題というのが「男女の友情」
成立するのか、それともしないのか。
多部未華子さん、松下洸平さん、今田美桜さん、神尾楓珠さんの4人が主演である。
注目する1つの理由として去年放送され話題になった「silent」と同じく、生方美久さんが今回の作品もオリジナルストーリーとして脚本を務めているからだ。
生方さんの書き出す言葉(台詞)というのがまた感慨深い。
セリフ運びが凄い。
1話ではまず登場人物たちの過去の経験が語られていた。
僕自身、過去を振り返ってみても、ドラマに登場した下記のような、教師がよくする声かけが嫌いだった。
だってこれって僕にとってはかなり難解な問題だったから。
他にも主人公たちが口にしていた下記の台詞。
2人組を作るのって人によって結構難しかったりする。
初対面は苦手じゃないし、コミュニケーションも苦手ではない。
ただ、「合わせる」とか「一緒に何か同じことをする」ってのが苦手なんだろうなと感じる。その場限りだったらどうでも良いのだけれど、今後も関わる機会の多い、例えば学校の教室空間だとそこが重たい問題になる。
そんな自分の人生や価値観と比較しつつ振り返りながら楽しめる物語だった。
同時に、もう1度見返したくなった。
来週も楽しみ。
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