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多様性を考える絵本

「多様性」はなにかと最近取り上げられるキーワードです。

今日は多様性をかわいく考えたいと思います。

多様性・・・幅広く性質の異なる群が存在すること。

社会には様々な背景をもった人々が存在します。

多様性がある社会をこれからどうやって作っていくのか、多様性が受け入れられることは、どんなことが良くて、どんなところに難しさがあるのか。

そんなことを考えるヒントになる絵本がこちら。

絵本のあらすじ

リスとアリとゾウは一緒に暮らしています。
大きさが違う3匹が一緒に暮らすにあたっては、不便がたくさんあります。
家が狭すぎたり、広すぎたり。
おやつが少なすぎたり、多すぎたり。
ピクニックで見つけた小川は、遊ぶには小さすぎたり、大きすぎたり。

リスに対して、友達リスがいいます
「なぜ彼らと一緒に暮らしているの?あんたには大きすぎるし、小さすぎるわよ」
リスはいいます。「わたしはアリさんとゾウさんが好きなの。」

ある日、外で昼寝をしているリスを猟師が誘拐します。
リスは小屋のなかのオリに閉じ込められてしまいました。

アリはリスと猟師のにおいを頼りにリスの閉じ込められている場所を探りあて、
ゾウはその力でリスが閉じ込められている小屋とオリを破壊し、リスを助け出しました。


この絵本で考えることができること


この絵本には多様性の不便さも、良さも、どちらも描かれています。
多様性を受け入れうるって良いことかもしれないけれど、簡単なことではないと思います。

子どもと一緒に
「自分がリスならどういう暮らしを選ぶか」
「リスの仲間だけで暮らしていたら、どうなっていたと思うか」

なんてことを話しながら、多様性を考えるキッカケにするのはいかがでしょうか。

難しい議論はできていませんが、お話自体は4歳の息子も気に入り「これ読んで!」と何回か絵本をもってきました(^^)

小さなお子さんと一緒に多様性を考える入口として、おすすめできる一冊です。





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