久石譲さんに学ぼう!音楽の3大要素の『リズム』を核に据えた音楽の歴史はまだ100年
昨夜こちらを観てました。
2023年4月26日、Eテレで放送された久石譲さんによる音楽のお話しのアーカイブです。
「ベートーベンはロックだ!」という攻めたテーマに対し、番組冒頭その否定から入る譲さんw
私達が日頃耳にするポップスは、当たり前にリズムがあり主体となってますが、こうしたリズムを核とした音楽は誕生してまだ100年ほど。
ベートーベンはクラシック界でリズムを主体としたアプローチをとってた魁じゃないか。という切り口から音楽の歴史を話してくれてます。
クラシックを学ばれた方は知ってて当然なのかも知れませんが、私はどれも新鮮な話としてワクワクしながら聴けました。
音楽の3大要素は、ハーモニー・リズム・メロディー、これは知ってました。が、これを、空間軸・時間軸・記憶装置のように考えたことはなかったなー。
作詞・作曲だけに著作権があるのも腑に落ちます。
この他、譲さんを好きになるきっかけとなったミニマル・ミュージックのお話や、作曲のアプローチ、世界と音楽・自然と音楽の関係など、秀逸で密度の濃いお話が詰まってるのですが、特に良かったのが
視聴者さんの質問にその場で答えるQ&Aコーナー。
ミニマル・ミュージックを説明するのにナウシカのテーマを弾いてくださるし、聴衆をひきつける作曲の手法は?という質問には、その曲の一番初めの聴衆は自分と答えられます。譲さんからあらためて言ってもらうとジーンとするものがあります。
譲さんは自分はまだ途上であると締めてましたが、音楽に限らず創作活動全般に共通するお話もふんだんにあるので、幅広いジャンルのクリエイターさんは見てもらいたいと思いました。
なんか元気もらいました、今日も頑張ろ!
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