マンション二重床の弱点
概ね平成7年以降のマンション二重床は、防振ゴム付きの支持脚とパーティクルボードによる基本構造であり、現在も同様の構造です。
二重床の弱点この二重床構造の防音効果は主に軽量衝撃音対策を想定したものであり、重量衝撃音(体重の大きな子供・大人の足音、重量物の落下音など)には効果は小さく、GL壁と接触して絶縁されていない場合は、床と壁が共振するという現象が起きます。
強いインパクトが支持脚の真上で生じると直撃が床スラブに伝わります。これが点構造である二重床の弱点であり、限界です。