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フォーカスリーディングとkindle Unlimitedは相性がよかった

今年になって、フォーカスリーディング(読書の仕方)と、kindle Unlimitedの利用をはじめました。

フォーカスリーディングはざっくりいうと速読して本の読みたい部分だけにフォーカスを当ててじっくり読む技術。

Kindle Unlimitedについては説明不要かと思いますが、Amazonが提供する本の定額サービスです。

この二つを組み合わせることによって、大量の本を一気に流し読みして自分の欲しい情報を蓄えることができるようになりました。

胡散臭い広告に乗ってみた

フォーカスリーディングというのを知ったのは今年の5月ごろ。
facebookか何かに広告が下記の本の広告をみて興味を持ちました。

速読には興味があったし、元々人よりも本を読むのは早い方でした。
でも1冊を10分で読み切るというのも胡散臭いし、何より本を紹介サイトの書き方もなんだか胡散臭い(笑)

それでもキャンペーンで電子書籍が100円と書かれていて、
100円なら騙されても良いから見てみるか、と購入しました。
変な勧誘メールとかたくさん来るのかな?なんて思っていましたが、
出版社のメルマガが1日1通来るぐらいでした。

本の内容は?

肝心の本はというと、僕が重要と思ったのは下記の2点です。
 - 目の動き方を理解し、スムーズに動くトレーニングをする
 - 本を全て精読する必要はなく、読むべき部分と飛ばす部分を見極める

速読というと、記憶術みたいな話が始まっていかにして見たままを覚えるか、なんて話が書かれたりするのをイメージしていました。

この本はそうではなく、自分の視点の移動をしっかりコントロールすることで読書のスピードを上げていく、という内容でした。
本に書かれたトレーニングを実践することで、始めは視点移動がいかにいい加減かを自覚し、その後段階を追って視点移動がスムーズになっていくことが実感できます。

視点移動がスムーズになることで、文章の理解は早まった気がします。
今まではさっと読むと意味が入ってこなかったことが多く、同じところを読み返すことがありました。
おそらく1行を読んでいても視点が飛んでしまっていたので、間の理解ができないまま先に進んでしまっていたのかと思います。

1冊10分はさすがにムリ

個人的にはこのトレーニングでかなり読書スピードが上がりました。
新書ぐらいならさっと内容を追うだけなら2,30分もあればできるので、
会社にいくまでの通勤時間で読み終えることができます。

でも1冊10分はムリですね。
現状は少し集めの単行本みたいなのであれば1時間とか2時間とかかかりますし、これ以上スピードを上げたら内容が入ってこなくなると思います。

上で書いた視点の移動をスムーズにして、「要不要が判断できるギリギリまで読むスピードを早める」というのがこの本で書かれていることの肝なのではないかなと思います。

フォーカスリーディング

フォーカスリーディングという言葉が一般的なのかどうかはよくわかりませんが、要は読むスピードを上げてしっかり読む内容と読み飛ばす内容を見極めましょう、ということです。

1冊の本の中でも、自分にとってしっくり来るとか、興味を持つ内容って意外と少ないと思います。
タイトル通りの話が書いてあるのは本の中の一部だけ、なんてこともありますよね。

何時間もかけて読んだけどなかなか求めていた内容が出てこなくて、
本来欲しい内容を読むだけなら30分で済んだ、とかだともったいないです。

当たり前の話な気もしますが、実際本を買ってしまうと読み飛ばすのがもったいなくて全部読もうとしてしまうんですよね。
それでなかなか欲しい内容が出てこなかったりすると読まなくなってしまったり。

買った本を無駄にしないという意味でも、とても良い技術のように思います。

kindle Unlimitedと相性がいい

この読み方を実践すると、大事なところだけをしっかり読むようになるので、本の消費が早くなります。
ただ、さすがに次々と本を買うのはお金もかかります。

そこでUnlimitedです。
読み飛ばして次々本を読んでいったとしても定額なので、お金に関しては気にならなくなります。
最近は毎日1冊以上読むことができていますし、多い日は3〜4冊一気に読むこともできます。
これだけ読んでも月¥1,000ほどなので、かなりコスパが良いです。

ただ、本当に欲しい本は定額では入手できない場合も多いです。
似たような内容の本をいくつか読んでみて、それでも気になる場合は書籍を購入するというのも必要ですね。

あと個人的には定額で読んでも、グッときた本は購入するようにしています。
電子書籍も読みやすいんですが、なんとなく紙で読んでみたくなるんですよね。
(読み方とはあまり関係ないですが)

終わりに

本を読むのが異常に早くなるような魔法ではなく、
現実的に効率よく読むための技術が書かれているのがこの本の特徴だと思います。

少しでも早く読めるようになりたい、という方は試してみると良いのではないでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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