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(映画レビュー)こんな夜更けにバナナかよ

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~冒頭~

おはようございます。
2020年3月から白血病の治療をしております。
病院で暇なので、映画を観ます。
今回は邦画。
「こんな夜更けにバナナかよ」を病人目線でレビューします。
※こちらの作品は2020年7月現在、Amazonプライム会員は無料で視聴出来ます。

~あらすじ~

主演は大泉洋、
北海道札幌市に在住していた男性の実話だそうです。
進行性筋ジストロフィーという難病を抱えながらも生きる。
医大に通う田中は、ボランティアを通じて鹿野と出会い、新人ボランティアの美咲に恋をするも、美咲は田中の恋人だった。
その後、筋ジストロフィーと戦う鹿野とボランティアのお話。

~感想~

障碍者のあり方ではなく、
障碍者と健常者のあり方、
また、終末期の在り方について考えさせられる映画です。
率直に感じたのは医療者に対して府警な感じは否めません。
医療行為もしくわ療養行為を医療従事者の相談なしに
素人が実施する場面などあり、ん?と思ってしまいました。

文庫化されたのが2013年。
この映画が公開されたのが2018年。
実際に鹿野氏が亡くなられたのが2002年

美しくないんです。この映画。
それをこの映画は提唱しています。
「障碍者の話は美しくなければいけないのか?」
「障碍者だから清廉潔白でなければいけないのか?」
んなこたない。
人間らしく生きようとする姿は惹きつけられるものもあります。

~末尾~

高畑充希は本当に上手だなと思います。
ちなみに三浦春馬は茨城県出身です。
先日お亡くなりになられましたが、好きな俳優さんです。
映画は私にはフィットしませんでしたが、
高畑さんと三浦さんの演技が見れて楽しかったです。


それではさよーならー。