【 WEBデザイン 】 実務経験なしの人のためのポートフォリオ制作フロー FirE♯509
クリエイターの就活に必要となるのがポートフォリオです。
しかし、実務経験がない場合、なにを載せればいいでしょうか?
こんなお悩みの方に解説します!!
【 未経験者のポートフォリオ 】
実務経験がない場合は、想定した顧客のWEBサイトの制作し、
ポートフォリオに載せる手法があります。
「想定した顧客」というところがポイントになります。
自分のスキルの範囲で、自分の好きなデザインをしたWEBサイトは、
極端に言えば、"趣味”の制作になってしまいます。
そういった自分のスキルのアピールは、ポートフォリオサイト自体で行います。
掲載する作品としては、実務に近いものを載せましょう。
■ 評価される作品
① 今までの経歴が活かされているWEBサイト
もしも、あなたの前職が、美容関係だったとしましょう。
この場合には、制作するWEBサイトのテーマは、
「美容院」「美容クリニック」「化粧品」などの分野にサイトにしましょう。
前職の経験のアピールにもなりますし、
前職での知識がライティングなどにも活かせます。
なぜ、このサイトを作ったのかという理由にも納得がいきます。
架空のサイトでありながら、専門性の演出も可能です。
② これからの応募先で活かせそうなWEBサイト
応募しようとしてる会社が、「医療関係」に特化したサイト制作をしているなど、何かに特化している場合があります。
こういった場合には、ポートフォリオに載せるサイトは、
「病院」「クリニック」をテーマにしたサイトを制作すると効果的です。
■ 設定を考える
WEBサイト制作においては、本来であれば、顧客へのヒアリングで情報を引き出す必要があります。
このような情報の設定を行います。
■ クライアント情報設定の例
このくらい詳細に設定をしましょう。
この設定を元にして、キーワードをまとめます。
<ターゲット分析>
想定したターゲットの情報を整理します。
このような情報から、サイトのデザインや、コンセプトを決めます。
① 高齢
視覚面での考慮をする。
色彩に配慮する。
文字サイズに考慮する。
わかりやすさを考慮する。
② 男性
社会的情報量が少ない傾向にある。
③ 富裕層
安さよりも、信頼感、安心感を重視したデザイン。
利用者の声などを載せる。
④ 足が悪い
なるべく来所の回数を減らす。
⑤ 遺産相続の悩み
得意分野として大きくを見出しを出す。
<サイトの役割>
① 新規顧客獲得
キーワードでの検索での上位表示を目指す。
特化させる。
敷居を低くする。
② 遺産相続(終活)関連の顧客獲得
遺産相続(終活)を得意分野として打ち出す。
事例を載せる。
③ 「お問い合わせ」の増加
効果的なボタン配置をする。
わかりやすいボタンデザイン。
わずらわしいと感じる人へ電話の選択肢を強調する。
【 つづく 】
今回はここまで!!
想定したクライアントの情報から、デザインの方向性や、
必要な機能を割り出しました。
デザインは、かっこいい、かわいいだけでなく、ターゲットと目的を明確にすれば、自ずと決まってくる部分もあります。
これを忘れずに、趣味ではないWEBサイト制作を行い、実務に近いポートフォリオを就活で活かしましょう!
次回は、さらにコンテンツをどうするかといったところへ進みます!!
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