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EURO2024 決勝戦『イングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿vsスペイン🇪🇸 』備忘録

EURO2024 決勝戦『イングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿vsスペイン🇪🇸 』(7.15)

予選リーグから苦しみながらも、なんとか勝ち上がってきた初優勝を狙う大会イングランドは、スペイン(4-3-3)との守備時の噛み合わせを意識したんだろうと思わるシステム/フォーメーション(4-2-3-1)でスタート。

イングランド代表🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
スペイン代表🇪🇸

準々決勝のスイス戦、準決勝のオランダ戦では3バックにし、攻撃陣も上手く機能したことで、ようやくこのチームの最適解を見つけることが出来たと思っていたので、意表を突かれた感が。

しかも ベリンガム (レアル・マドリード)が左サイド、トップ下に フォーデン (マンチェスター・シティ)という配置。左SBには、ケガ明け間もないルーク・ショー が起用された。

対するスペインは、伝統の4-3-3。
右SBは、準決勝は出場停止だったカルバハル(レアル・マドリード)、右CBには、ルノルマン(レアル・ソシエダ)が入った。ケガが危ぶまれたキャプテン、CFモラタ(アトレティコ・マドリード)も先発。

緊張感がありながらも、お互いの特徴を出そうとせめぎ合うあっという間の前半45分が終わる。

スペインの若き両サイドアタッカーと、イングランドが誇る両サイドバックの対決が見応えあった👏✨

ラミン・ヤマルとニコ・ウィリアムス

◉右FW 17才になったばかりのヤマル(バルセロナ)vs左SBルーク・ショー(マンチェスター・バイ・ザ・シーユナイテッド)
◉左FW21才のニコ・ウィリアムス(ビルバオ)スvs右SBカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)

後半早々から、イングランドが仕掛てきそうな予感。
ただワントップで、孤立気味のケイン(バイエルン・ミュンヘン)が気がかり。
リスクを犯すことになるかもしれないが、やはり3バックにして、しっかり後方からビルドアップしながらゲームを作り、右サイドのサカ(アーセナル)が仕掛けられるスペースを作り出したい。
そして、ベリンガムとフォーデンには自由を与えて相手に脅威を与えたいところ。


中盤で、19才とは思えない的確なポジショニングと創造性のあるボール捌きが魅力のメイヌー(マンチェスター・ユナイテッド)が躍動すれば勝機は近づくだろう。

そして、後半がはじまる。
スペインは、自身が出場した試合は無敗継続中でチームの心臓部であるアンカー(中盤の底)を務めるロドリ (マンチェスター・シティ)がまさかのケガ?で交代…。

TAKE(久保建英)のチームメイト、スピメンディー(レアル・ソシエダ)が同じポジションに入る。

ここ数年、レアル・ソシエダの試合をよく観ているが、知的なスペイン人らしい洗練されたプレースタイルで個人的にも大好きな選手ですが、そつなく役割をこなし、しっかりとチームにフィットしていた。

イングランドは、1点目の失点シーンもそうだったけど、後半に入って、スペインがは、イングランドランドの左サイドバックルーク・ショー と 左CBグエイ(クリスタル・パレス)のスペースペインから攻め込んで、逆サイドに展開するシーンが続くようになる。


スペインのCBの2人とボランチは、スペースと時間帯をみながら、チャンスとあらば前に進める能力に長けている。そうなるとイングランドDFラインは下がらざるを得なくなる。しかも、両サイドの強力アタッカーは大外に張っているので、とうしても、ポジショニング上ギャップが生まれてしまうことを狙われてた結果、必然的に起きた現象だと言える。

2012年以来、ユーロを制した今大会にスペイン代表 は、個の技術はもちろんだけど、ポジショニングや判断力を含めたフットボールIQの高さを強く感じた。これは、レガシーというかDNAという?スペイン代表が持つ最大の強味と言えるでしょう。

また、準優勝した2021東京オリンピックの時にU-23スペイン代表監督を務めていたルイス・デ・ラ・フエンテのマネジメント力も輝った。
正直、2022年カタールW杯で、日本が戦った時より、格段にチーム力が向上していた。

そして、個人的には、TAKEのチームメイトであるラ・レアル(レアルソシエダ)の選手達(オヤルサバル、メリーノ、スピメンディ、ルノルマン)の活躍は嬉しかった。

ラ・リーガの評価がもっと高まって欲しいし、たくさんの人に試合を観て欲しい。

イングランドは、前大会に続いて準優勝。
せっかく決勝トーナメントに入って、最適化を見出したのに、スペインに合わせた試合をしてしまったのか?…。

4バックにすると、サカが守備にまわる時間が増えてまったく攻められなくなる。

左サイドアタッカーを固定できなかったのも響いたも…ラシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)やグリーリッシュ(食べマンチェスター・シティ)がいたらなぁと感じる場面も、正直あった。

また、前線のケイン、ベリンガムのポジションが被ってしまう問題やフォーデンに自由なタスクを与えられかったり等攻撃陣の課題を整理をしきれなかったことが最大の敗因か?
交代要員はサブじゃないって発想を持って選手起用をすることが出来れば…違った構成

もっというて、スペインのような守備から攻撃へのトランジションへの流れが確立できていなかったかな?と感じた。チームの根幹をなコンセプト・方向性を監督が示せてないというか…。

ピックフォードはシュートストッパーとしてはもちろん、ロングキックは持ち味ではあるが、後方から繋ぐスタイルに慣れているメンバーが多いので、CBやボランチが下がってボールをもらいに行ってるのに、パントキックするシーンもありましたね…。

可能なら、ベリンガムをゼロトップ。
シャドーに、サカ、パーマー、フォーデンから2人。

レアル・マドリード式を導入すると、ツートップに、サカとフォーデン。
右サイドアタッカーにサカ、中盤にライスとメイヌー。
3バックの左CBと左WBがやはり強化ポイントでしょう。
良いタレントが揃っていただけに、初優勝が達成できず残念でした。2026年の北中米W杯での躍進に期待したいですね⚽️✨

1ヶ月に渡る『EURO2024』のおかげで、充実したフットボールライフを過ごしことができました⚽️✨ありがとうございました🙇‍♂️

キャプテンでCFのモラタ(アトレティコ・マドリード)と右SBのカルバハル(レアル・マドリード)


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