映画の話489 宮松と山下
斬られ役や撃たれ役のエキストラに焦点を当てたというだけでも、とても興味深いのに、失われた記憶をめぐるストーリーもよかったです。
次々に繰り返されるエキストラのシーンを観ていると、名もなき人の人生を演ずる名もなきエキストラという職業と、記憶というアイデンティティを失っていることとが、見事に組み合わさっていると思いました。
俳優陣もいずれも素晴らしく、味わい深い作品でした。
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