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『手段と目的を混同すると迷う』
どうもジャンボです。
『華僑の奥義』より
『手段と目的を混同すると迷う』のお話。
『馬良しといえども、これ楚の路に非ず』
〈戦国策〉に出てくる言葉です。
これには寓話
(比喩によって人間の生活に馴染みの深いできごとを見せ、それによって諭すことを意図した物語)
があります。
楚の国へ行くという旅人が楚とは反対方向に向かっているので、村人が『なぜ逆の方向に向かうのか?』と質問したところ、旅人は『馬は上等だ』と答えたそうです。
馬が上等でも報告が違えば目的地には、たどりつきません。
この話を聞いて笑う人は大勢いますが、これと同じようなことをしている人は多くいます。
条件が良ければ良いほど、方向を間違えるとズレが大きくなります。
この話の目的は、『楚に行く』
手段は、『良い馬で行く』
つまり
良い手段と目的が一緒になっているので良い馬で行けば大丈夫となってしまう。
その良い手段をさらに、走りやすい路、天候など良い条件が重なればもっと楚の逆方向へ進んでしまう。
華僑は、お金儲けが好きですが、お金儲けを、ゴールにする事はありません。
手段と目的を混同していません。
この話をお金に書き換えると
目的は、『九族(家族)を守る』
手段は、『お金を稼ぐ』
今の日本では、
目的は、『お金を稼ぐ』
手段は、『働く』
又は
目的は、『ご飯を食べる為』
手段は、『お金を稼ぐ』
になっている人が多いのではないでしょうか。
まさに馬の方向が間違っています。
働いてお金を稼ぐのは、手段です。
そして、人生の目的がご飯を食べるため。贅沢三昧をしたいなら目的になりうるかもしれませんが、生きるためにご飯を食べるのであれば手段にしたいところです。
目的は、人それぞれ違って良いものですが、お金や労働に縛られるのはとても苦しいです。
できれば手段に変えて、もっとハッピーな目的にしたいところですね。
◎自分勝手にまとめ
目的と手段を混同させない。
手段を間違うと目的から離れていく。
その手段の精度が高いとさらに離れるのが早い。
目的と手段を明確にして正しい方向へ進みましょう。
◎自分の行動
目的と手段の見直し。
さらに方向の確認をする。
【自己満名言】
1時間の浪費を何とも思わない人は、
まだ、人生の価値を見いだせていない。
byチャールズ・ダーウィン
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