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HSPさんの才能の話~資質がアーティストの人=生み出す

そういう個と。プログラム主宰の皆川公美子です。

「HSPの才能のありか」というテーマで6回に分けてお送りします。
本記事の音声版はこちらからどうぞ。

 まずHSPさんの才能ですが、
一番の特徴として理論創設者のアーロン博士は
「もともと神経が深い処理をする能力を備えていること」だと言いいます。
その深い処理をする中でどういう方向に才能が向いているかということを、 6つの方向に分けて考えることができます。

HSPの6つの才能とは

 1つ目、アーティストの才能がある人。
 2つ目、人の心を細やかに見て感じ取ってサポートする才能がある人。
 3つ目が、物事を深く分析して研究する才能がある人。
 4つ目が、スピリチュアルの才能がある人。
 5つ目が、人の体のエネルギーとか体の状態に対するセンサーがあり、人体を感知する才能がある人。
 6つ目が、五感の高い能力が才能として使える人。

本記事はその1つ目のアーティストの才能がある人というところに焦点を当ててお伝えしたいと思います。

 まず「才能」をどう定義しているかということについてお話しします。
 才能って努力とか生まれつきとかがミックスされて才能が開花するということがよくいわれています。
例えばイチローさん見てても分かりますね。

もともとあった身体的な能力、動体視力、その分析の頭脳、
そういうものすべてと、
それに日々の頼まぬ努力、それが合わさってあれだけの世界での実績を残された。
これを才能だと見るという分析もありますよね。 

ですけれども、ここでいう才能はもう少し狭い範囲のことを指します。
それは
・生まれつき持っているもの。
・何にも邪魔しない、何も阻害するものがなかったとき、 身体の動きとか心の動きが自然にそうなってしまうという状態。

要するにその人にとっての一番自然な動きです。
これを資質とよく言いますけれども、資質の中でも世の中に対して何かギブをできるところ、これを才能というふうに定義づけることにします。 


 まず今日は一つ目のアーティストの才能がある人なんですけれども、
資質=自然な体の動きとして捉えるとき

アーティスト気質とは、何かを生み出す人、です。


アーティストって職業名として捉えられていますよね。
「あの人はアーティストだ」というとき、
その人がアーティストとしてお金をもらっているとか、
仕事にしているっていうことをアーティストっていうことが多いと思います。
絵を売っているとか、CDを出しているとか、ライブ活動をやっているとか。

でも、今日資質としての「アーティスト」を扱うっていうとき、 ちょっとそこから外れます。 
それでお金を稼いでいるとか、 生業にしているっていう職業名としてのアーティストではなくて、 心とか体の根源的な動きについて言います。
アーティストは生み出す人です


何もなかったところから一を生み出すことや、
外へ向かって表現することに、ものすごく熱量がある。
思いついたら表現せずにはいられない、という動きです。

もしも外に向かって出さないと 自分の中でエネルギーが溜まりすぎて自家中毒のような状態になる熱量を持つ人を、アーティストと言っています。

つまり資質としてのアーティストであって、職業名としてのアーティストではないということを踏まえてお伝えします。
 



こういう方は子供の頃から表現すること、何かゼロイチを作ることに熱心です。 

例えば、砂場でお山を作る。
何もなかったところからその子にとっての作品を作る。
お絵かきを一心不乱にしていたとか、
空想の中でお話を作っていたとか、
創造活動です。


この資質の人たちは
大人になると会社とか自治会とかPTAとか、 何かの団体の中に所属しているときにすぐに、アイデアを生み出す、新しいプロジェクト考える、のような、ゼロイチの動きをします。
歌やポエムや美術を生み出すのももちろんゼロイチです。

なので、そういう人たちは表現する、外に出さないとやっぱり元気がなくなってきくる傾向があります。

なにかの阻害要因が多いと
元気、活力、エネルギーが落ちていっちゃうので、
このアーティスト資質の方は、子どもにしても 大人にしても一回はそういう熱を外に出してあげるということが、 とても周りの環境として必要になるかなと思います。

そしてこれ、事業家とか起業家の一部もアーティスト資質と言っていいと思います。
新しいアイデアを事業にしていく資質です。


事業家・起業家でアーティスト資質を活かす人もいる。


例えば最近話題になった中では「都市にロッカーが足りない」「 こういうロッカーの供給をこういうアイデアでやったら」っていうのを実現した取り組みが、大きく成功した事例としてニュースに取り上げられていました。
ゼロイチ事例として感心したのは、「ポツンと一軒家」という番組です。
Googleで地図を検索していると、その実際の景色の中にね、 一つだけ山奥にポツンとした家が存在していることってあるんですよね。
この人たちって一体どうやって暮らしているの?何でここに住んでいるの?って思いますよね。
それを番組にして大ヒットさせているっていうのが最近ではありました。

ジャンルを問わず、
そうやって何かアイデアを現実化させる、
表に出すっていう動きがあります。

アーティストは、世界を潤いあるものにする

もちろん経済的に役に立つものだけがアイデアじゃありません。
アーティストのインスピレーション、
美しい絵とか美しい色とか美しい音楽、 は
人を幸せな気持ちにする、人の生活を豊かにするものです。
幸せは目に見えないけれども
感情をゆさぶられたり
思い出になったり
アーティストの働きと生み出すもの、アイデアがなかったら
世界はどんなに乾いたものになるでしょう。


生み出す人として、 もしそういう資質をご自身が持っているなら、
どんどん表現していただきたいと思います。

すぐに仕事にする、お金にする、
それを考えると苦しくなってしまう人が多いですが
ブログを始めるとか絵を描き始めるとか、 そういう何かを現実に粒子化するというか物質化する、それを動きとして日常に組み入れていくと、

これまで曖昧模糊としてわからなかった
自分の心のなかの何かが次の扉を開きます。


それ、なんのためになるの?

そういう世間の「役に立つ病」をものともせずに
自分のなかの「なにかかたちになっていないもの」
「なにかもやもやしているアイデア」を形にしていってみてくださいね。

自分のなかにあるものをカタチにして
発表したり
ブログに公表したり
YouTubeにアップするなどは
考えただけで大きなハードルすぎて
できない!と言う方は


未発表や下書きにとどめる形で
自分の皮膚の外に出す、
そこからトライすることをおすすめします。



今日も読んでくださってありがとうございます。 



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