見出し画像

迂闊に開けたタイムカプセルから、懐かしさと悲しさが心と部屋に充満した というお話

soui(ソーイ)と読みます。
今日も読んで下さる皆様、宜しくお願いします。

今回は、思いがけず見つけた懐かしいデータを、油断して開けたのが運のツキだった、というお話です。(本日発生した事案です)

==========================

ここのところ文章をいくつか書くようになり、メモの頻度が増えました。
先日出先でちょっとしたメモをしようとノートを取り出した際、“そういえば、昔使っていたEvernoteが出先でメモをするのに便利だったな”と思い出しました。

今でもよく見るwebサイトのLife Hackerの中で『How I Work』という連載があります。

HOW I Work

https://www.lifehacker.jp/regular/how_i_work/

海外で仕事をしている方のインタビューが特に好きでよく読んでいたのですが、当時その中にクリエイティブな方々が「Evernoteをよく使うぜ!」とか、「Drop Box」がないと仕事にならないわ!みたいな答えがちょくちょくありました。

取りあえず深く考えずに真似から入るタイプなので、Evernoteのアカウントを作って海外のクリエイティブ人間になりきり、仕事をしていたわけです。(その後当然Dropboxも使いました)

Evernoteのアカウントは消していないし、当時使っているアドレスもわかるのでさっそくログイン。すると・・・・懐かしい記録や写真がザクザクと!

最も古いノートは2014年8月、最新のノートは2017年10月のものでした。
量としては2014年~2015年あたりのノートの数が一番多かったです。

時期としては新卒で入社した会社を辞めて、地方のベンチャー?スタートアップ?  いえ、超零細企業に勤めていた頃です。

ノートの内容を見ていくと、
・参考になりそうなwebページのリンク集
・会社の資料
・英文のテキスト(勉強用)
・帰省や旅行の際の持ち物リスト
・アポの記録
・飲み会で撮った友達の写真
・各サービスのログインIDとPW(!) …etc

はじめのうちは使い方や機能を覚えるために作りまくっていたのを思い出します。とにかくメモ!とにかく保存!という感じで。

ノートは作成日(更新日)が記録されているのですが、内容と作成時期を見ていて、ちょっと気が付くものがありました。

使い始めた頃


目標の設定、モチベーションアップ、スキルアップ、知識の習得につながるような前向きな情報収集

後半


自己分析、時短術、生産性を上げるには、習慣を作る方法、ミスを減らす記憶術など迷いや不安がありありと見える情報収集の記録・・・


・・・自分の作ったノートなのに、いたたまれなくなりました・・・。


正直当時も今も、やれること・できていないこと、それにマインドセットそのものがたいして変わっていないわ・・・、という実感が悲しかったですね。

苦々しく反省

画像1

Evernoteの当時の使い方と、私のその後を勘案すると、
記録することが目的になっている(記録のための記録になっている)ということが最大の反省点です。理由は


① 面倒くさがってひとつひとつをマメに見返さないし、“ノートを検索する機能があるから”と思いつくままに記録するわりに、最終的に検索すらしない

② web上で記録をすることは、逆に言えば『ログインして開かなければ見られない場所』に入れちゃうことになるので、視界から消えて存在しないものになってしまう

これ、

①注意力が散漫

②記憶力が弱い

③その時“一生懸命やっている自分”に満足する(復習しない) 

④面倒くさがり  という私のようなタイプにとっては、結構致命的なことをしていたな、と思います

(現にこのノートの中にスクラップされている内容で身に付いているものがあるように思えませんし、そもそもEvernoteのこと忘れてましたし・・・。)

Evernote自体はとても便利なものだと思います。アップも共有も簡単ですし、ハマる人は多いんじゃないかな、と思います。
(ただ使う人の問題だった、ということです・・・)


現在はというと

ロジカルシンキングやフレームワークにアレルギーがある(正直に言えば嫌い)ので、思考の整理や論理的なスケジュール立て、To Doリストの作成などは、今でもものすごく苦手です。

辛うじて私の中で“活きてる”頭の整理&記憶法として私の手元にあるのは、
① ノートを使うときは線で分割する
② 無くしたくない・半端に使い終わらせたくないと思えるような良いノートを買って使う

くらいかなぁと思います。

①これは本で読みました。(『マンガでわかる』シリーズですが・・・)
分かりやすいのでとっつきやすかったです。絵とか視覚的な情報のほうが記憶に残るタイプなので。
・・・ マンガでわかる!頭を鍛える東大ノート術 太田あや著

②はモレスキンのプレーンタイプ(線のない白紙のもの)を使っています。
たしか3,000円くらいします。高かった・・・。
でもその分、いつも近くに置いて自由に書いています。(日記帳として使っている時、一度挫折しかかりましたが)
いつも100~300円台のノートを使って中途半端に使うのをやめたり、失くしてしまったりする私にとっては発見でした。

整理とか記録とか、一番苦手でいつも気が落ち込む作業が少しだけスムーズにできるなら、多少高いノートでも全然いいや、と今は思っています。

あと、どれだけiPhoneのメモアプリが便利だとわかっていても、私はノート手書きしないとダメなようです。(だったらEvernoteまた使おうとか思うなよ、という話なのですが)


本日の教訓


・むやみに昔のものを開けちゃダメ
・自分に合ったやり方は、いつも後で気が付く(焦るべからず)
・お金で悩みが軽くなるなら使っちゃっていい(他をちょっとずつ節約すれば同じ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?