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タイトルどおり中の人について話すので、苦手な方は注意してください。
また、データ等を収集したわけではなく、個人の体感によるものです。

だいたいの記事の内容としては
・なぜ中の人を知りたがるのか
・中の人についてどう思うのか
・その他なにか

となっています。人気のあの人は実は誰が中の人!というものではないです。そういうのが気になる人は各自で



1.なぜ中の人を知りたがるのか

 Vtuber界隈のタブーと主張することの1つに中の人や前世(V引退→別Vでデビュー)という事柄があるが、タブーの割には一定以上の需要も存在する。というかタブーと声高に叫んで人がいるから表立ってないだけで、実際の数字はもっといるんじゃないかと思わないでもないです。

 では、そんな需要がなぜ生まれるのか。一番大きい要因とされるのが、アニメ・ゲームにおける中の人・・・要するに声優推しの文化が大きいと思われます。ただ、キズナアイ 電脳少女シロ ミライアカリ のじゃロリおじさんの頃は中の人にそこまで需要は目立ってなかったように思います。

 目立つようになったのは動画ではなく、配信スタイルのVが増えたころ。よくにじさんじのせいとされていますが(にじさんじの配信中心のスタイルも要因の1つだとは思うけど)、生配信をやりだした人には軒並み需要がうまれていたので、「にじさんじが」というより「生配信が」という感じです。

 動画のように監修・編集がつくものには「設定」として成り立ちますが、生配信はある程度は「素」が出てしまい、中の人がいるんだと強く認識し、結果としてキャラクターをもっと知りたいものの1つに中の人を知りたいという需要が生まれているのだと思います。

 ちなみに自分がきっちり知ろうと思って調べたのは電脳少女シロさんくらいですが、これを調べた経緯というのがスタッフの介入が目立つものや、編集方法などがあまり好みではないが、本人は魅力的だったのでどういう活動や経歴の持ち主か興味があったからです。
 なお結果としては、声は聞いたことがあるというか、出演作をすでに所持していたと言うか・・・


 次に多い理由としては、古参になれなかった人が故意・故意じゃないに関わらずにたどり着いた結果、それを共有したいがために拡散してしまったというパターンです。
 本人達にそんな意図はなかったとしても、やはり古参面したいという欲求はあると思います。またガチ恋するなら過去を知りたいという欲求はガチ恋ほど強くなるのも自然かもしれません。現実でも恋人の過去は知りたいって人のほうが多いですよね?
 特ににじさんじ、ホロライブはメンバーを導入しているライバーが多く、メンバー加入に遅れると格差(メンバーアイコン、使えるスタンプ、イラストやボイスの限定配信など)が生じてしまいます。そんな出遅れた人が自分を慰める行為の1つに過去を調べる 中の人を調べる という形になっていて、配信や動画は別として、切り抜き 掲示板 SNSなどで話題として共有するという流れだと思います。


 その次としては、引退や卒業や休止というものがあります。にじさんじは問題行動がなくても引退するというライバーがけっこういました。その他の有名どころでも引退・卒業・無期限休止もかなりあります。
 そうなった際に元々の活動(ツイキャス、ニコ生、You Tube)に一旦戻ったり、中の人としてそれを前面に出した活動をしたり、新しいVに転生することがあります。
 推しの活動をまだ追いたいという人が予め知っておきたい 引退・卒業・休止癖があるなら予め知っておいて推さないように自己防衛したい。
 そういうところにも中の人を知りたいという欲求が生まれてるのだと思います。


特に昨今 ゲーム部 アイドル部 親分分裂 運営活動停止 などのネガティブな事象が続いてる中で推しが今後どうなるのかを考えると、尚の事知っておきたいという人は増えているのではないでしょうか。



2.中の人についてどう思うか

 実は私はニコニコ動画は2007年から利用していて(サービス開始は2006年)、今は亡きこえ部、ツイキャスなどもかなり利用しています。そして声優も結構知っていたり(97年)くらいから意識、というか声優に関しては24歳以下中心の声豚ですらあります。
 e-sportの界隈も手を広げており、にじさんじの名前はPUBG配信でコラボがあり、そこに叶さんがいてそこで知りました。そして沼りました。

 要するに、知ってる人や休止した実況主や配信主をVで再会したというのがかなりあります。だいたい7・8割くらい。調べずとも知ってるという状態に陥っています。
 余談ですが、原作があるアニメも5割くらいは元々原作を確認済みか、下手したらすでに推していたということもあり、これもある種古参なような状態になっています。
 中の人や魂を知りたくないというのは物理的に無理で(別に嫌というわけではないけど)、まぁ別に・・・という感じです。

 ただ正直なところを言えば、配信とはまた違った楽しみだったり、V活動では我慢しているであろうことを前世や中の人の活動で見ることができるので、個人的に知ってるほうが二度美味しいという感じもします。

 ぶっちゃけ前世や中の人の活動のほうが基本的に面白いって感じまでする(グレーゾーンで活動してるのと、企業勢で活動する制限の違いもあるから仕方ないが)


3.その他なにか

 Vtuberは正直You Tubeの機嫌次第なところがあったり、中の人の将来不安だったり、企業がやらかしたりで、簡単になくなりかねない不安定な業界です。
 推せる時に推す ガチ恋できる時にする それはむしろやっておくべきことだと思います。

 それと同時に企業や運営に問題がありそうなら、というか問題があるところばっかりでそこを解決したり、指摘したりすることが大事なのではないかと思います。

 特にYou Tubeやビリビリの収益化に大きく依存しているビジネス形態は、なんとかしておくべきで、投げ銭は複数用意 配信場所もYou Tube以外にも用意したり、エロコンテンツに寛容な場所にアーカイブを残したりとか、リスクの分散をしておくべき
 そしてライバー個人への投げ銭も上限を設けて受け入れたりするべきかなと

 あとは経験者だけでなく、未経験者枠を明確に用意しておくことも大事なのかと


まぁこんな感じで 中の人のタブー視 少なくともネットでH.N.やVからの転生組に関しては前世での活動も配信や公式の場・本人の配信以外では気軽に話せるようになってほしいなと思っています。

面接時に「遊ぶ金欲しさに」と言いたい人生だった。