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コスメとは無縁生活のアラフォーがコスメをつくる。

「私のベストコスメ」を私がつくる!?

「私のベストコスメ」という言葉から完全に無縁な生活を送っている私は、現在38歳のアラフォー。
この世代で、ほとんどコスメを使わない生活をしている人は少ないかもしれません。
私は長い間、洗顔、スキンケア、メイクアップに至るまで、コスメというコスメはほとんど使用しない生活をしています。
なんと今回、島根県肝いりの観光政策である「美肌県しまね」誘客推進モデル事業の一環として、オリジナルコスメを開発することとなり、「コスメとは無縁の私がコスメを開発する」という一大プロジェクトが発動することになりました!

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肌の弱さからくる、コスメへの恐怖心

私がここまでコスメを使用しなくなったのには、自分自身の肌の弱さがやはり一番の原因です。
常に皮膚に疾患などがあるわけではないのですが、化粧品などの外部からの要因でかゆみやヒリヒリ、ピリピリとした刺激を感じることが多くあります。
この刺激を感じることへの恐怖から、徐々にコスメを使う頻度が減っていきました。

肌が弱いと自覚した出来事

私が最初にコスメに違和感を覚えたのは小学生の時。当時チューブタイプの「洗顔フォーム」が流行っていて、修学旅行や宿泊研修などで、みんな持ってきていました。

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私も流行に乗ってチューブタイプの「洗顔フォーム」を買ってもらいました。その時は嬉しくて、はやる気持ちで昼間から洗顔をしたのを今でも覚えています。
でも、顔を洗った後、生まれて初めての感覚が私を襲いました。顔全体が、まるでセロハンテープを貼ったかのように、動かないのです。のちに「つっぱる」という感覚がこれだと分かったのですが、小学生の私は衝撃的なコスメデビューをしたのでした。
また、「水の違い」にも敏感なことが分かりました。
大学へ入学し、九州で一人暮らしを始めた時のこと。なぜかお風呂に入っただけで肌がピリピリと痛みました。初めは原因が分からなかったのですが、どうやら水が肌に合わないようでした。何か月か暮らすうちに、徐々に肌が慣れて、症状は出なくなっていきましたが、次に水に刺激を感じたのは、大学卒業後、専門学校へ通っていた時に生まれて初めて海外旅行へ行った時のことです。
スイスでシャワーを浴びた時、大学時代に感じたものよりもずっと激しい刺激を感じました。
スイスでの滞在は数日だったので、なんとか短時間でシャワーを浴びました。
他の友だちに聞いてみたのですが、同じ症状を訴える人は周りにいませんでした。
その後、水だけではなくコスメに対しても刺激を感じて使用を中止することが増えていき、1つの商品を全て使い切ることはほとんどありませんでした。
このような経験から、徐々にコスメを使うことへ恐怖感を持ってしまい、今の状況に至ります。

湯の川温泉に長年入り続けた祖母からの教え

私のいる出雲市・湯の川温泉は、「日本三美人の湯」と呼ばれる、上質な美人湯です。

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湯の川温泉のスペックについて考えた時、温泉ソムリエ的には美人湯の基本である「弱アルカリ性(pH8.4)」であることがまず挙げられますが、美人湯効果の「実例」として、まず思い浮かぶのが、10年前に亡くなった私の祖母です。
祖母は、顔にしわが少なく、色白でハリがあり、とにかく肌のきれいな人でした。
ほぼ毎日湯の川温泉につかり、湯上りにはいつも決まった乳液のみ、毎日欠かさずに塗っていました。
そして、毎日の化粧はまゆ墨のみ。(眉毛がすごく薄かった)特別なお出掛けの時にだけ、口紅をしていました。
出雲弁で「化粧さんと見れんような顔になったらいけんよ。」(訳:化粧をしないと見られない顔になってはいけないよ。)と小さいときから言われていた記憶があります。
実はそんな祖母も肌が弱く、しょっちゅう畑仕事で草にまけたり、特に日焼けには弱く、日焼けした後は、赤みが出たり湿疹が出たりする肌トラブルもよくありました。
長年の経験から湯の川温泉の力を熟知していた祖母は、日焼けの後や、肌荒れ、擦り傷、火傷などには湯の川温泉の源泉をつけて、いつものきれいな肌をキープしていたのです。

自分が自信をもっておすすめできるコスメを作る

湯の川温泉がお肌に優しく、良い効果をもたらすことは、祖母の実例で確信を持っています。また、肌が弱く、水でも刺激を感じることがある私でも、湯の川温泉で肌に刺激を感じたことは一度もありません。
大学時代、水が合わない悩みがあったころは、家族のすすめもあり、温泉水をボトルに入れて送ってもらっていました。

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今回私がコスメを開発することにあたり、とにかく大事にしたいのは、
「湯の川温泉の力を引き出すものを作る」ことと、
「私自身が納得できるものを作る」ことです。
この点については、絶対に妥協してはいけないと思っています。
今回お願いしているメーカーの方も、大変有難いことに、私が納得できるまで、試作をしていただけるという心強いお言葉をもらっています。

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私のように肌が敏感な人にも、安心しておすすめでき、長く使っていただくことができる商品ができれば嬉しいと思っています。

今後も、コスメの開発についての進捗状況をお伝えしていきたいと思っています。
そして「私のベストコスメ」はこれです!と自信をもっておすすめできるような商品を、自分自身で作り上げたいです。

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