見出し画像

心づくしの歓迎~旅の疲れを癒す、甘くてやわらかな味わい。

こんにちは。

出雲・湯の川温泉 草菴(草庵)「温泉ソムリエ」内田奈緒子です。

このnoteを見ていただいている・・・ということは・・・
皆様、旅行がお好きだと思います。
旅行って、楽しいけど、疲れることも多いですよね。

宿の到着は、旅の疲れのピーク。

旅には楽しさや、嬉しさはもちろんあると思いますが、それと隣り合わせに「慣れない土地での気疲れ」、「観光地での歩き疲れ」、「遠方からの移動疲れ」など、様々な疲れがあると思います。

それをすべてひっくるめて「旅の醍醐味」でもあると思いますが、観光途中で「もう早く宿に入りたい・・・」そんな状態になることはありませんか?
宿に入るときには、どんなに楽しみにしていた旅でも、疲れがピークに達している・・・。
そんなお客様のご様子を、スタッフはひしひしと感じ取っていました。

甘いものをひとくち、には意味がある。

疲れた身体には、甘いものがやはり欲しくなりますよね。
また、温泉ソムリエの視点からいきますと、「低血糖や貧血を防ぐため、温泉に入る前には、甘いものを少し食べた方が良い」とされています。

そこで、草菴スタッフは、チェックイン時に一息ついてもらうためにお着きに「少しの甘いもの」をお出ししようということになりました。

自家製ドリンクでのおもてなし。

何をお出しするべきか?と考えた時、やはり「草菴ならではの味を」と考えました。
私は最近、草菴オリジナルのドリンク類をお客様に召しあがっていただくことが楽しくて、「草菴オリジナルブレンドコーヒー」の開発に始まり、庭園で収穫した果実を使用した自家製果実酒や、オリジナルでスパイスをブレンドした自家製クラフトコーラなどを、ちまちま楽しみながら仕込んでいます。

アプリコットブランデー
自家製クラフトコーラ

これは蛇足ですが、私の祖母が、庭で採れた柚子を煮て、当時(草菴ではなく、内田荘別館という名の宿でした)のお客様をおもてなししていたことが思い出されます。
自分で作ったドリンクをお客様に召し上がっていただいていると、「なるほど、おばあちゃんはこういう気持ちだったんだな。」と、今は亡き祖母に自分もだんだん寄ってきているのかも、と考えたりしました。

冷やしあめ&金平糖をどうぞ。

さて、今回のお着きに出す自家製ドリンクは、「冷やしあめ」にしました!
「冷やしあめ」は、関西ではおなじみの飲み物ですが、関東の方にはあまりなじみのない飲み物かもしれません。
生姜の香りが爽やかな、甘いながらもさっぱりとした飲み口が特徴です。

今回の自家製冷やしあめの味わいは、「生姜のキリっとした爽やかさと、ほのかな甘み」のバランスにこだわり、試飲と微調整を繰り返して完成しました!

冷やしあめと一緒にお出しするお菓子は可愛らしい金平糖に。
「島根県産の煎茶」と「島根県産の柚子」を使用したものをご用意しました。

自家製冷やしあめ&金平糖

どうぞ、おひとくち召し上がって、旅の疲れを癒してくださいね。
そして、甘いものを少し体内に入れたら、温泉入浴の準備もばっちりです!
ぜひ、ご賞味ください。


※ご注意※
◎スタッフは夕食サービスの準備に取り掛かるため、お着きのドリンクサービスの提供時間は【15:00~17:30】とさせていただきます。
あらかじめ、ご了承くださいませ。

◎食材の仕入れ状況や季節により、提供するドリンク・お菓子の内容が変更になることがございます。ご了承くださいませ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?