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きょうの聡太くん 2024/7/29

 猫は精油成分を代謝できない。だからアロマの類はやっちゃいけないやつだ。
 しかしこの香料ガンガンの世の中である、すべての生活用品から香料を追い出すのは難しいのではないだろうか。
 きのうファブリーズを使ったのだが、てっきり中身は無香料と思っていたらパッケージ通りのいい匂いのするやつであった。聡太くんが吸い込んでいないかすごく心配になった。
 まあ精油成分を使っているのではなく精油から抽出した香料を使っているだけの可能性もあるのだが、香料自体に猫への害があるのかググっても精油成分の話しか出てこないのである。
 香料はどうなのかちゃんと知りたい。それが分からないかぎり我が家から匂いつきの製品をすべて追い出したいまである。まあ我が家で使う製品に精油を含んだ高級なものがあるとは思えないのだが、しかし香料に猫への害があるのか分からないというのがなにより大きい。
 あくまでおキャット様主体の生活をしようとするとそこまでの極論に行ってしまう。誰か教えてエロい人、じゃなかったえらい人。

 聡太くんが武勇伝をデンデン作るときのう創作のオマケに書いたのだが、もうちょっと詳しく書いてみようと思う。
 おととい、台所から\ガタッ/と音がした。なんだろうと見にいくと聡太くんはなにかの部品を噛んでいて、どうやら炊飯器の蒸気が出るところではないか、と思われたので、外して洗って炊飯器のなかにしまっておいた。
 これで手出しできまい、と思ったらまた\ガタッ/と音がして、見にいくと聡太くんは炊飯器の蒸気の吹き出し口に顔を突っ込んでいた。あまりにイタズラが激しい。
 仕方がないので炊飯器を風呂敷でくるんでおいたところ、頭でグイグイ押して棚から落とそうとした。なにをやっているんだきみは。仕方なく炊飯器は風呂敷に包んだまま床に置いたのであった。
 きっと炊飯器から白米の匂いがしたのだろう。しかし白米を食べたらきみはお腹を壊すのだ。
 ちょうどおととい、知り合いと話して聡太くんの武勇伝ばかり語ってしまって知り合いをドン引きさせてしまったので、これからはかわいいところを語ろう……と思ったそばから武勇伝を拵えるのはやめてほしい。その武勇伝まで含めてかわいいのだが猫に興味のないひとには理解されないようだ。

またしてもなにも知らない聡太さん(2歳)。


 さて。
 きょうは聡太くんをワクチン接種に連れていこう、と前から計画していた。問題は聡太くんのお腹が健康であるかどうかだ。
 いつもの獣医さんなら「ワクチン打つまでちょっとお腹の薬出してほしいです」といえば「はーい」と整腸剤が出たのだが、いま行っている動物病院はちょっとお腹の調子がよくないので整腸剤だけ出してもらう、ということができない。たぶん「連れてきていただいて検査しましょう」となるだろう。
 さて聡太くんのお腹が健康であるかどうかだが、健康なものをプリッと出していたと母氏が言っていたので、おそらく大丈夫であろう。
 聡太くんは午後から動物病院に連行されるとも知らずのんびりと寝ている。あまり「お注射してもらおうねー」などと言うと、獣医さんに連行されると気がついて人間不信モードに入りかねないので、なるべく黙っておくことにする。
 聡太くんの体重はいくらか増えただろうか。痩せているのでずっと気になっている。父氏の痩せ方を心配した祖母が、健康な父氏を病院に連れていったという話を聞いたことがあるが完全にその気持ちだ。
 そして動物病院ではやっぱり「お母さん」呼ばわりをされるのだろうか。納得がいかないが年齢的に仕方がないのだと思われる。
 とにかく無事にワクワクチンチンできますように。

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