きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2024/9/26
なぜ猫は人を待つのか。人間が好き、ということなのだろうか。まるで犬がそうするようにずっと人間を待っているのだ。
いつも帰ってくる時間に人が帰ってこないからだろうか。今週は母氏の仕事が遅番で帰ってくるのが７時過ぎなのだが、夕方になると帰ってくるまでしばらく玄関で待ち、やがて「ぼくもうあきたんですけど」という顔をして戻ってくる。飽きるくらいならなぜ待とうとするのだろうか。最初からのんびり寝ていればいいではないか。
たまちゃんもずっと人が帰ってくるのを待っている子だった。聡太くんほどの人間大好き猫ではなかったが、聡太くんと違って人が帰ってくるまでずっと待っていた。健気なやつだなあと思っていた。
猫は犬のように飼い主に従う生き物ではないので、人を待つのもあくまで自分本位なのだと思うのだが、それでも人を待つということは人が好きだということではないだろうか。
聡太くんは人間大好きくんなので人間を待とうとするが集中力がないのですぐ飽きてしまう。でも人間が帰ってくる場所と人間がふだん帰ってくる時間を知っているので、その時間だけでも待とうとする。かわいい。
きのう聡太くんは朝も昼もＵＮＫＯをしなかった。いつも朝と夜、ないし昼だけ、ぷりっと健康なブツをお出しするのが聡太くんの日課なのだが、どちらも出なかったので「あれ？ ちょっと便秘気味か？」と思っていた。
まあ夜には出すだろうと思っていたがやっぱり心配だ。とりあえず「猫 便秘」とググるのはきょう１日出なかったらで大丈夫、と自分に言い聞かせ、聡太くんの様子を見た。
そういえば世の中には猫のＵＮＫＯを自動で固めて片付けてくれる猫トイレなるものがあるそうだが、そういう贅沢なものを買うお金はないのでふつうのシステムトイレを使っている。
すごいトイレはともかくいつになったらプリッとやるのだろう、と思いつつ、聡太くんの晩ごはんの時間になった。ケージにしまって食器をガチャガチャと洗い、盛り付けて茶の間に行ったら無事にぷりっと出していた。特大だった。
健康なブツが毎日出るというありがたさよ。なぜわたしは猫のＵＮＫＯを毎日心配しているやら……。
きのうの夜さて人間も寝るか、と寝る支度をして、聡太くんがどこにいるのか確認したら、昔祖母が使っていた部屋に置いた猫用の布団にごろりんと寝転がっていた。
ああ自分で勝手に寝るのか、とそっと離れて寝ることにしたが、少ししてえねっちけーＥテレの「３ヶ月でマスターする数学」の最終回を録画できているか心配になって（レコーダーを信用できないタイプの機械音痴なので……）、ちょっと茶の間に様子を見にいくことにした。
廊下のドアを開けるとすごい勢いで聡太くんがスタタタタタタ！！！！ と走ってきたので、慌ててドアを閉めて玄関側に行かないようにした。どうやら退屈していたらしかった。
なのでボールを取ってほれ！ と投げてやったら、シュバババ！！！！ と走っていったので、その隙にすっとドロンした。
毎日楽しそうでたいへんよい。遊びたい、動きたいというのは健康だということだ。最晩年のたまちゃんはよくトイレで動けなくなっていたので、聡太くんがこうして若い猫らしく元気いっぱい走り回れるというのはやはり尊いことなのだなあ、と思う。
なんということだ、きょうと明日で「虎に翼」が終わってしまうではないか。「ごちそうさん」からずっと朝ドラを観ているが、「虎に翼」は屈指の面白さだったと思う。
次の朝ドラはヒロインが平成元年生まれ設定らしいので、同じ平成元年生まれとして楽しみにしている。あとヒロインのおじいちゃん役が松平健というのは期待しかない。