見出し画像

きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2024/9/2

 きのうもおまけのコーナーにちらっと書いたが、聡太くんがムラ食いを覚えた。
 ぜんぶ食べ切らずにカリカリを残すのだ、さも「これあんましおいしくないんだよね」と言わんばかりに。手から食べさせれば不承不承食べるのだが、無理しないで様子を見てみるか、と見ると後からきてポリポリと食べている。
 猫というものはムラ食いするものらしい。しかし若いころのたまちゃんはあればあるだけ食べていた。それは野良猫時代のひもじい記憶があったからだと思っている。
 聡太くんに話を戻す。お昼はあんまりお腹が空かないらしく、カリカリをのこしがちである。というか、「ほらお昼ごはんだよ」と用意しても「ふーん」という顔をされてしまう。それでいいのか。猫としてのなにかはそれでいいのか。
 いままでキャットフードを用意すれば「わーい! うまうま! うまうま!」ときれいに食べていたのでちょっと心配なのだが、まあ猫らしくなった、ということでいいのだろう。そうだ、ここは猫がひとりの人間の家なのだから残しても盗るやつはいないのである。安心していいのだ。

 聡太くんには「ボールを投げてほしい方向」というものがあるらしい。
 ボールを投げても、聡太くんの投げてほしい方向でないと「それで?」という顔をされる。投げてほしい方向に投げると「わーい!」と追いかけるのだが。
 お気に入りのボールというのも相変わらずある。グレーの布製のボール、通称「生き別れの弟」だ。
 聡太くんはこのボールをたいそう気に入っており、くわえて持ち運び、「ねこのきっさてん」に持ち込んで、昔相撲部屋で問題になった「かわいがり」みたいにかじって蹴飛ばしてかわいがる。聡太くんはやはりソップ型の力士なのだろうか。
 おととい、寝る前のボール遊びのナイトルーティーンをやっているときに、聡太くんは「生き別れの弟」のボールをイリュージョンみたいになくしてしまった。どこにいったんだと探していたら「ぼーるあそびしないならぼくねますけど」みたいな顔をして去っていくので、仕方なく音の出る別のボールを投げたが、なんだか不満そうにしていた。

もっちりとでっかい。


 いま気になっているゲームがある。「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」という、ニンテンドースイッチのダウンロード版しか出ていないゲームだ。
 いやバテン・カイトスも積んでいるしバテン・カイトスの次はファッションドリーマーで遊びたいなーとか言っていたではないか。しかしドラちゃんのゲームの話が次々Xに流れてきてずっと気になっているのである。社会性を失うほど面白いらしい。
 マニアでないと知らないようなF先生の漫画のキャラクターがぞくぞく出てくるのだそうで、もうそれだけでやりたくて仕方がない。しかも画像を見たらドット絵がとてもかわいい。
 それをずーっと考えていて、ふと思ったのだが、ドラえもんの四次元ポケットは猫のお腹のホヨホヨから着想を得たものなのだろうか。
 お腹のホヨホヨというのは聡太くんで言うと白いパンツのように見えるところだ。だから聡太くんが床に寝転がってお腹のホヨホヨを見せつけているとき、「ドントウォーリー、アイムウェアリング\パーンツ!/」などと言って面白がっている。ゴッド・タレントだ。
 ドラえもんがハインラインの「夏への扉」から着想を得て猫型ロボットになった、というのは定説だが、ドラえもんが猫だとしたらやはり四次元ポケットはお腹のホヨホヨなのではあるまいか。聡太くんにおかれましてはお腹のホヨホヨ、あるいは四次元ポケットから、キコキコキコーンとひみつ道具を取り出していただきたいところである。なおキコキコキコーンはのぶ代ドラの時代の話で、いまはキコキコキコーンではないのだそうだ。世代がバレる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?