見出し画像

きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2024/9/4

 最近聡太くんがわたしの膝にくるようになった。母氏の膝にはよく甘えに行っていたが、下々のものであるわたしの膝にくるのは相当涼しくなったということだ。
 今朝も大変涼しくて寝やすく、気がつけば六時をゆっくり回っていたのであった。夏がサービス終了間近らしい。このまま半袖のパジャマで頑張れば、仮想現実で夏が続いてわたしはアインズ・ウール・ゴウンになれるかもしれない。世界征服に興味はないが。
 きのうの夕方、本なんぞぺらぺらと読んでいると、聡太くんは「にんげんよ、ひざはあいているか」と近寄ってきて、よっこいしょ、と膝に乗ってのんびりとくつろいでいた。ただまだ完全に涼しくなったわけではないので、しばらく毛繕いして体温を下げ、それでも暑かったらしく「おりる」と言ってぽんと膝から降りてしまった。
 一緒にお昼寝できるのもそう遠いことではない。いまから楽しみにしている。
 そして膝に乗っている聡太くんの後頭部、方言で「うしろこっぺ」というのだが、それが可愛くてたまらないのだった。

 聡太くんは母氏の布団に入りにいくらしい、というのは母氏からよく聞くことだしよく書いていることだ。ちょっと羨ましいとすら思っているわけだが、きのうインスタを見ていたら衝撃の事実が判明した。
 なんと、猫と一緒に寝るのはかなり体に悪く、脚がつりやすくなったり心臓病のリスクが増えたりするらしいのだ。
 猫というのはたいへんホカホカと暖かい生き物なので、人間の睡眠の適温ではないらしい。要するに常に湯たんぽと寝ている感じなのだそうだ。
 母氏はよく「夜中に脚がつった」と言っているが、それは聡太くんと寝ているからだろうか。布団の隅に追いやられるそうだがそれも睡眠の質の低下に繋がっているのだろうか。
 わたしとしては聡太くんとおんなじ布団で寝てみたいのだが、わたしの部屋には多肉植物やドールさんが置かれていて、聡太くんはきっと植木鉢をひっくり返して遊んだり、ドールさんを棚から蹴落としたりすることだろう。だからドアをあけて一緒には寝られないのだ。ごめんよ聡太くん。

「おめー、どこちゅーだよ」


 きのうの人間の夕飯はお刺身であった。カツオとシメサバである。たいへん美味であった。お魚は体にいい。
 しかし聡太くんはもちろんお刺身に興味なしだった。たまちゃんなら一口もらえるまで待っていたと思うのだが、聡太くんはお刺身の味を知らないので「ふーん」とどこかに行ってしまった。
 猫としてそれでいいのだろうか。聡太くんは基本的に人間の食べ物をもらったことがないので、よほどいい匂いがしないかぎり欲しがらない。もしかしたらサンマの焼き魚かなにか食べていたら、「それいいにおいがしますね」と来るかもしれないのだが、サンマは目下高級魚だし、それもあって聡太くんは生まれてこのかたサンマなるものを食べたことがない。果たしてサンマに興味を持つだろうか。
 聡太くんのいちばん好きな食べ物は玉子の黄身である。これだけは害がなさそうなので分けてもらってモグモグとおいしそうに食べる。聡太くんはゆで玉子を盗んだこともあるくらい玉子が好きだ。

 さて、きのうつい出来心でスイッチに「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」をダウンロードしたら、常に遊びたくなって大変なことになってしまった。いきなりキテレツ大百科のみなさんが登場したりしてビックリしたし、すごく忙しいのに楽しくてたいへんワクワクした。あまりのめり込まないように注意して遊ぼうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?