「私は幸せになる資格なんてない」 心の底に隠された抵抗
私は過ちを犯したのだから、迷惑かけたのだから、今もかけているのだから幸せになる資格なんかない。
良くなることを考えてはいけない。楽しさを感じてはいけない。みんなと同じように笑ってはいけない。
僕のセラピーを受けてくださっていたクライアントさんの潜在意識にあった、無意識の誓いです。
「幸せになりたいのに、変わりたいのに、どうして変われないんだろう?」
そんな風に感じている人は、幸せになることを妨げる抵抗(信念)が潜んでいる可能性があります。
ご本人はなんとなく気がついているか、まったく気がついていないレベル。ほとんど無意識です。
表面上(顕在意識)では「本気で良くなりたい、幸せになりたい」と考えていますが、無意識下では「なるべきではない、なってはいけない」という意識がそれに抵抗していることがあるのです。
それでもセラピーでの対話や気づきを通して、丁寧にケアはしていくことはできます。
僕の心理セラピーではイメージによるセラピー手法を使うことが多いのですが、剣や尖ったものが自分に刺さっているイメージが見える人もいます。
ですが、「良くなってはいけない、幸せになる資格なんてない」という抵抗も、大切な訴えです。そのような抵抗を持つに至った、何らかの原因があります。
過去の経験や周囲の言葉から知らず知らずのうちに生まれた、否定的な信念(ビリーフ)。
だから、個人セッションではそのような「良くなることを拒む無意識の抵抗」も否定することなく一緒に見つめていきます。
どんな想いがあっても受け容れること。心を根っこから改善する上で必要な姿勢です。
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