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炉開き

東京茶丗SOUです。
皆さまに東京茶の美味しい淹れ方をはじめ、
お茶にまつわる四季折々のお楽しみ情報等を配信しております。
お付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします。

Vol.42/ 令和四年十一月

茶のお正月と云われる「口切」の月、11月。
本格的に茶の湯の季節となりました。

気持ちの引き締めに、少しニッチな茶の湯の話をいたします。

通常、「新茶」といえば春の5月頃
新鮮で風味豊かなお茶がお店に沢山並びますよね。
しかしながら、茶の湯の新茶の時期は、11月。
店頭で「新抹茶」を見かけたことは少ないかと思います。

通常、抹茶は新茶の時期に採れた茶葉を、半年のあいだ、茶壷で熟成させます。

そして11月、茶壷の口(封)を切り、
抹茶の原料である碾茶を取り出し、
熟された茶葉を石臼で砕き、
挽きたての抹茶を客人と共に味わうのです。

これを「口切の茶事」と云い大切な節目の行事でもあります。
また11月は同時に、炉開きが行われる季節でもあります。
炉開きでは茶室の真ん中に火を移し、客人と空間をあたためます。
茶を差し出すだけでなく、火を囲み空気も作る。
茶道では設えも気遣いの一つなのです。

さて、今年も残すところあと2カ月。
今月の丗SOUお勧め茶は「生姜紅茶」です。
ショウガオールの成分で血流を促進させるだけでなく
人と人との交流も暖めてみてはいかがでしょうか。

丗SOUのYouTubeチャンネルでは、
生姜紅茶「誘」の包装紙で「キモノ」を折っています。
行楽の季節、ぜひご友人を誘ってお出かけください。

【今月オススメの丗SOU】
誘・生姜紅茶
東京都産紅茶の優しい甘味と、
ほのかな生姜の辛みがバランスよくブレンドされたお茶です。
¥540(税込)

【丗SOUインフォメーション】
人気イラストレーターとのコラボレーション包装紙、
和紅茶「晴」と、梅紅茶「伶」。
どちらも今年限りのお取り扱いでございます。
煎茶ベースのお茶に比べて、紅茶は賞味期限が長くなっていますので、
この機会にぜひお気に入りのデザインをおもとめください。

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