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アナログレコード鑑賞日記 #3

ゆるく続けていくアナログレコード鑑賞日記。
第3回目はわたしが初めて買ったJ-POPのアナログレコードです。

宇多田ヒカル - Frist Love

1999年にリリースされたアルバム。
当時アナログ盤でも出ていたようなので前から欲しいとは思っていたのですが、当然のことながら中古しかなくて「うーん」と思っていたら、少し前にアナログ盤が再発されたので買ってみました。
再発されることは結構話題になっていたと思います。

今年発売から23周年ということで、デビュー曲のAutomaticを聴いて驚愕した思い出がわたしにもあるんですけど(日本中にいるはず)、若干16歳でこのアルバムをリリースした宇多田ヒカルに改めて驚きですね。

Automaticは当時も「15歳がこんな大人っぽい歌詞を書くの?」と驚いたのですが、今聴き直しても「うーん、15歳でこの歌詞を書くのはやっぱり大人だ」と改めて思いました。
でも、もしかしたら10代であろうが大人だろうが、恋をするとああいった気持ちにはなるから、わたしが10代の頃の自分が恋をしたときの気持ちを、過去に置いてきているだけなのかもしれません。

歌詞が日本語だと心に言葉が飛び込んできますね。
普段は韓国語の音楽ばかり聴いているから、First Loveとか、心の奥深くに言葉が届いて、思わず涙してしまったりもしました。

あと、聴いて驚いたのが、とにかく音がいい。
びっくりです。なんだこれっていうぐらい音がいいです。
久しぶりに何か音楽を聴いて音質に驚くという体験をしました。

時を経て20年以上経って聴いても色褪せないアルバムだなと思います。
たまにJ-POPも聴くといいですね。
というか、そもそもこのFirst Loveは紛うかたなき名盤だと思うわ。

宇多田ヒカルのアナログ盤は、First Loveの他にもDistanceとDeep Riverも買ったのですが、そちらもよかったです。
リリース当時、この3枚は日本中が聴いていたと言っても過言ではないと思いますが、あの頃はSNSなんかない時代だから、今なら別の盛り上がり方になるんですかね。

次は何を書こうかしら。
それでは、またお目にかかります。