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テディ・ライリーとジョンヒョン

テディ・ライリー。
ニュージャックスウィングという音楽スタイルの祖であり、マイケル・ジャクソンのアルバムにもプロデューサーで参加していますね。

マイケルのDengerousのアナログ盤を聴いて「やっぱりこのアルバムいいな」と思っているのですが、「これテディ・ライリーのプロデュースだったんだ…!」と驚いているところです(遅い)。

本当はDengerousでアナログレコード鑑賞日記を1つ書こうと準備していたのですが、いろいろ考えた結果この記事にまとめます。
ヲタクは、自分が好きなものや好きな人のことを説明するときは饒舌になると思うのですが、なるべく簡潔にします!

Dengerousの発売30周年記念盤を買いました

まずDengerousですが、それまでクインシー・ジョーンズと作業をしてきたマイケルが、当時新進気鋭のミュージシャンだったテディ・ライリーにマイケル自身がプロデュースのお願いをしてできたアルバムなんだそうですね。

マイケルのアルバムに対して何をどうわたしが言葉にすべきか本当に悩みますが、かっこいいのよDengerousというアルバム。
これ、30年以上前に発売したアルバムなの?!と、聴く度に驚きを隠せません。
クインシー・ジョーンズも好きだけど、テディ・ライリーの音楽を聴いてきた時間の方が長いから、今のわたしが聴いても耳に馴染むんでしょうね。

さて、わたしがテディ・ライリーを認識したのはSHINeeに曲を書いたからです。
普通は「あのテディ・ライリーがSHINeeに…!」となると思うのですが、わたしの情報の流れはSHINeeからなのでした。
いずれの曲も2013年にリリースしたSHINeeのアルバムに収録されています。
(楽曲は共同で制作していますのでクレジットには他のミュージシャンのお名前もあります)

テディが、SMエンタテインメントというSHINeeの所属事務所が行うソングライティングキャンプというものに参加してできた曲です。

SMが行うソングライティングキャンプとは、世界中のミュージシャンが集まってSMに所属するアーティストのための曲を書くというもので、ミュージシャン同士がその場でコラボレーションをして曲を仕上げていきます。
テディがSHINeeにだけ特別に書いたというのではなく、少女時代にも書いたりしてますね(テディの曲は少女時代の方が有名だと思います)。

そこでテディはジョンヒョンとも作業をしました。

どーん!

うちらのジョンヒョンさんは作詞作曲編曲ができますので、テディとも曲を一緒に作業をしているんですね。

その歌がこちら。
メンバーのテミンのソロアルバムに収録されています。
なので、歌っているのはジョンヒョンではなくテミンです。

ファンからすると、この曲の何もかもがジョンヒョンを感じさせるものなのですが、そっかこれテディと一緒に制作してたんだとさっき知りました。
ジョンヒョンさんのヲタクのくせに知る努力をしてこなかったということですね。反省。

(この曲は、他にも複数のアーティストがクレジットにありますので、テディとジョンヒョンだけで制作した曲ではありません)

さて、テディはジョンヒョンのことについてこのように話をしていました。
和訳は拙訳です。

声量が大きい声が好きか?
アーロン・ホール、 マーク・ミドルトン、デイヴ・ホリスター....

テディ: 幼い頃、スティーヴィー・ワンダー、チャーリー・ウィルソン、ジョージ・クリントンの声を聞きながら育ったから。
(省略)
SMならどうか?
テディ: SHINeeのジョンヒョンが思い浮かぶ。 非常に好きなトーンだ。

GQ KOREA 公式サイト (2014年)

なんと…!
テディはジョンヒョンの歌声のことをこう話していてくれたのですね。

他にもテディがジョンヒョンに言及している記事はあって、

SHINeeのジョンヒョンと作業する時、 思いもよらなかったたくさんのプレゼントをもらいました。 僕も作曲家・音楽家である以前にただの人間なので、初めて出会った韓国の歌手からあたたかいプレゼントをもらってとても驚き感動しました。

朝鮮日報公式サイト (2014年)

こんなことを話してくれていたのか!と本当に今頃になって知りました。
ジョンヒョンさんのこと、まだまだ知らないことあるわ。

ということで、わたしからすると、Dengerousのアナログ盤を買ったらジョンヒョンがついてきたという感じです。
元々はハイレゾで聴いていて、アナログ盤でも欲しいなと思って先日買いました。

買ってよかった!

最後に。
うちらのジョンヒョンさん、Dengerous収録曲のBlack or Whiteを音楽番組で歌ったことがありますので(2015年)、YouTubeに動画があるので貼っておきます。
最高ですよ、ジョンヒョンさん。

それでは、またお目にかかります。