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犬の調教と子育て

不登校のママのコミュニティ
sotto and playfulnessを運営しているKeicoです。
まだトンネルの中から出ていない親子ですが
だからこそ見える世界があって
遠回りしたからこそ、伝えられることを
綴っています


犬の調教が得意だった

犬が好きで小さい頃から犬を飼っていました
1代目はシェトランドシープドック
2代目はゴールデンレトリバー
3代目はコッカースパニエル
そして、現在4代目、トイプードル

1代目、2代目は私も子どもだったので
親が飼っていた感じでした
でも3代目は私が飼い主という感覚で飼っていました

犬の飼い方の本を読みあさり
トイレの練習
おて、お座り、ふせ、ゴローん、ジャンプなど
色んな芸を教え込み
「新聞」って言うと家の中から探して持ってきてくれたり
本当にお利口さんでした

当時はそのトレーニングができるのが
鼻高々でした

お利口なワンちゃんを育てた”私”が好きだったんでしょうね

調教と子育て

ついつい、私はその犬のお世話と子育てを混同してしまっていた
だから
子育てはできると思っていた
恥ずかしながら・・・・

「ダメよ」
「待って」
「お利口さんね」

同じ口調で小さい娘に言っていたな

過干渉で、いちいちうるさく言っていました
転ばぬ先の杖で
目の前の小さな石ころを全て取り去りたいとも
思っていました

私の言うとおりやっていたら
うまくいくのだと
勘違いしていました

子どもに自我が出てくる前に色んなものを
詰め込んであげたいとも考えていました
誰もそんなこと頼んでないのに・・・

実父からの叱咤


ある時、私の実父に

「犬と人間は違うんだぞ!」と

怒鳴られたことがあります
私の思うようにならない娘に対して
私が、いちいち小言を言ってる姿に耐えれなかったんでしょう

そしてよく

「お願いやから、ほっといたってくれ」(関西弁)

と言われました
実父は祖母の過干渉が嫌で嫌でたまらなかったようで
見ていると思い出すと言います
彼がまだお腹の中にいる時に、祖父は戦死したそうです。
なので、戦後大変あ時に、女手一つで育ててくれた祖母に
逆らえなく、でもある時、プチッとキレて家出した時の話を
よくしてくれました。

今は少しその気持ちがわかります

そして、祖母はかなりの強者でした
あの人なら、戦後、力強く生きていた姿が目に浮かびます。

話は戻って
娘にとって、本当にうざい母親だったと今はわかります
反省中です

自分の幼少期との反発


そう思うと私は本当に自由にさせてもらっていました

なのに、私がなぜ過干渉になったのか

自分で何もかも決めてきたので
もっと選択肢を示して欲しかった
という思いが強かったのです
両親は祖母の介護で大変だったので
小学校低学年から、家で私は一人でした
父も母も仕事をしていたので、
私の遊び相手は、犬だったのです
だから寂しさもあったのだと思います

娘を犬のように調教しようとしていたんだと
今となっては後悔しています
そして、今の四代目のトイプードル
本人の意思に任せようかと甘くしてたら
かなりの悪犬になっています。
でもめちゃくちゃ可愛いです。


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