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ソトノバ・オープンゼミ#02「経済・収益性・稼げる公共」 コメントスレッド

2018/07/30/mon

#ソトノバオープンゼミ #パブリックスペース #公共空間 #ソトノバ #道路 #公園 #法規制 #経済 #収益性 #稼げる公共

細かい議論の内容を記録するためのものが、コメントスレッドです。
ゼミ中いつでも、参加者が全員、自由にコメントや感想、参考事例などを書き込むことができます。

・コメント(名前)…書き込みは黒字で表示します。
・発言( (名前))…発言した内容については、緑色で表示します。

ゼミ記録】(企画側が同時進行でゼミの流れを記録していくものです。ご参照ください。)

レポート記事ソトノバにてレポート記事公開中!運営の松本が総括を書きました。こちらもぜひご覧ください。

【次回は8/23(木)】参加登録はこちら

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テーマ「経済・収益性・稼げる公共」という視点から、
パブリックシーンをどうつくるかを考えます。

企画メンバー:須田英太郎(司会進行)、近藤威志(板書、撮影、司会補助)、片山雄斗(ゼミ記録)
運営メンバー:熊澤綾乃(司会補助)、松本大知(ゼミ記録)

議題
①そもそも、パブリックシーンをつくるために、経済的な側面を考慮する(組み込む)意義やメリットとは何か。
②新しいアイデアの提案と、その実現に向けてどのような手法や環境づくりが考えられるか。

【進行スケジュール】
18:30-19:00 受付
19:00-19:10 オープニング
19:10-19:30 プレゼン(1)事例紹介と議題提示
19:30-20:00 ディスカッション(1)グループごと
20:00-20:50 ディスカッション(1)全体
20:50-21:00 -休憩-
21:00-21:10 プレゼン(2)制度について
21:10-21:30 ディスカッション(2)グループごと
21:30-22:00 まとめ/次回予定
22:00    終了予定

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19:10-19:30 プレゼン(1)事例紹介と議題提示

プレゼンスライドはこちら

【発表者1:須田】

TWILLO(トワイロゥ):屋台リアカーで夜間のみバーを営業。昼はじゃまにならない場所に置きっ放しにする。東京を移動しながら営業。twitterで位置を表示。
お酒を有料で売っている事も。値段なしで!お客さんの言値で。

②Park(ing) Day
日本のPark(ing) Dayに関するネットワークページ、ソトノバで作っているので、ぜひ。
今年は、9/21に沼津で準備中。興味ある方ぜひ。
https://www.facebook.com/ParkingdayJapan/
https://twitter.com/parkingdayjapan
UCバークレイの学生団体(アートNPO, Rebar。現ゲールスタジオ)が最初。

③生活の楽しみ展@恵比寿
ほぼ日 屋台を先行 

④六本木アートナイト

⑤H & 8th Night Market, Oklahoma City
呼びかけはボランティアなのか?

⑥South by southwest

<コメント>
・ある規制の中で新たな試みをやっているが、何かイレギュラーが発生したのか?(渡邊)
・法律上はグレー。お客さんが値段を決める。
パーキングロット。都市圏特有?
生活のたのしみ展。≒マーケット。
六本木アートナイト。(市川)

・ 無許可屋台最高!こういうものが無い都市は味気ないですね。でもこれ議事録で公開する上では伏せてあげた方が親切なのかしら…?(西)
(赤裸々でいいと思います(熊澤))

・ほぼ日の生活のたのしみ展は、当初たしか全国でやりたいみたいな話もありましたね。 上場の頃と重なっていたので、企業のNext stageに進む覚悟っていうか手法っていうかを、勝手に感じてしまいました…。経済性の観点で言えば、オープン空間でやっているけど、普通にイベントスペースとしてレンタルしているはずなので、一般的なトレードショウと変わらないのですが、そこがほぼ日ブランドの差なのですね。(西)

<質疑応答>
・公共上のルールがどれだけしっかりしているのか?(渡辺)
・何でも法律に遵守が必要かというと、Case by Case。グレーを乗りこなすみたいな事もありだと思う。
一般的なイベント出展においては、行政や警察との交渉みたいな泥臭い作業をしっかりやってる人が必ずいる。
公共空間の例に限らず、エアビーの事例など、日本の規制ってむやみに厳しすぎると思う。(西)
・グレーのものは民間やっていこうみたいな流れがある、アメリカには。(科学技術政策などで顕著だが、日本は行政が規制をはじめににし、民間は様子見をする傾向がある。USはグレーの状態で民間がやってみて、問題があったら行政が規制をかけることが多い。)(須田)

・パブリックスペースが果たすべき公共性の共有ができていない。海外は沿道の店舗や路上ミュージシャン、遊びなどの文化性を公共性として許容しているが、日本では民間だとダメなど、行政の都合の良い公共性になっている。規制ルールと文化のバランスって考えないといけないところ。(泉山)

・質問:Parking Dayを始めた方は、エリア性に限定された活動ではなく、
世界中の駐車場をHackする仕組みとして提案していたのでしょうか?(西)
・初めた人を知っている。カリフォルニア大の人。アメリカは路上駐車が多くて、、そこからスタート。(泉山)

→民間に頼らざるを得なくなっている?

・規制の話になってしまうけど、そもそも道路に行政と警察の二重行政になっているのは日本だけで、海外は行政がトータル管理しているのが全く違うところ。(泉山)

【発表者2:片山】

①Bryant park
パークマネジメント。ベンチのデザイン。色の統一など。
ブランドの確立が徹底していることが特徴。
収入源:BID20/イベント使用量25/賃料25/投資?20

②てんしば
公募型のプロポ民間事業者によって再整備された事例。

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19:45-20:50 ディスカッション(1)

<議題:どういったパブリックシーンならどういった経済的価値を生み出すことができるか>

グループごとにディスカッション記録を残す。
その後、全体で共有する時間を設け、次のグループのメンバーが各グループにコメント。

【グループA】
(松原、景山、鎌賀)
・公共空間に収益性・経済性の視点を入れると、本来の公共空間の特徴である「誰でも入れる」ではなくなり、排他的になるのでは?そもそもの「公共空間・公共性」を再考すべき

・公開空地は、民間が管理しているため、排他的な面がある。

対象は?
誰でも入れる?
排他性を持ちうる
公共私(共はメンバーシップ)
管理とその上に乗っかるものを分化(ハイブリッド型)する手法に注目
誰が作る・管理するか・所有するか
私有地の公共化
公開空地
日本の行政はクレームが嫌だ
PPPで民間委託??
評価をどう決めるのか
利益をどういう基準で決めるのか
公共性をどういう基準で決めるのか
どんな価値?
経済性以外に
満足度
DMO
スペインのDMO
民間企業をやる→住民からの評判は悪い
加盟企業とDMOは儲かるけど住民は儲からない
ハワイ
ハワイ住民が暮らしやすいような観光を
住民への定点観測
データを集めて、一見さんは減らそうとしている
大公園
運営を民営化すると、スタバができて公園の人は増えるけど
地元の利益が増えない
ツタヤ図書館
住民参加型の公園
南池袋公園
住民協議会を区が作って、イベントなどを行っている
東電の変電所を地下に入れて収益を得ている
運営は株式会社NESTがやる
学生から出てきた
設置許可は

<コメント>
・街区公園と地区公園と近隣公園と、、、使い方が違う。

・全ての公園がブライアントパークや南池袋公園にはならないよね。勝てる公園、負ける公園がある。KPIどうやって測るのか?(泉山)

・多様性のような指標もありうる。
・公園にスタバが増えていることについてはどう思う?(地元の企業じゃないよね、、でも、ブランド力はある。)南池袋公園のカフェは地元のようだが…。
>池袋だからできたのでは?その他の地域・地元にそのポテンシャルを持つカフェがあるのか??
そもそもそういった人や店を巻き込む仕組みがあるのか?

・南池袋公園は公募のコンペとかする前に地元の人たちで構成した住民協議会のようなものを先に作った。
・「公園をよくする会」が設置管理許可を行う ➡︎豊島区が維持管理を行っている。
>>設置管理許可は、豊島区がグリップセカンド(ラシーヌ)に行っているというのが正しいですね。カフェを建築することと、豊島区が公園を維持管理をするということはスキームは別です。(泉山)
・公園の地下に東電の施設を入れて、その使用料で芝生の管理費に。(公園の維持管理は豊島区である。)

【グループB】
(稲毛、小島、高橋、中尾)

「稼ぐ公共」
旗振り役がいたほうが物事が動きやすい(三菱地所ー丸の内、森ビルー六本木等)
公の管理コストがかかる中、「稼ぐ」機能を民間に受け渡すことでより魅力のあるものに仕上がる
丸の内~大手町テントを張って打合せ
誰が稼ぐか?
→公のものがせっかくあるのに、経済価値を生んでいない?

金が回ってない→補助金頼み

公の団体からの投資信託
→公の団体が資産運用を民間事業者に任せるイメージ?
→公の団体が一の出費をすることで、民間事業者が10の経済価値を生む
・土地のポテンシャルをいかしたものでないと「稼げない」。ポテンシャルプラスαの条件
 >南池袋公園=池袋の繁華街
 >沼津の公園(泊まれる公園)=既存の建物を活用可→リノベーション:初期費用軽減

・イギリスで公開した公園(エディンバラ)、横浜の三渓園
 ⇒私有地から公に明渡すもの。周辺店舗の収益で管理にまわす。
 (例)再開発等の際の規制緩和と引き換えのパブリックスペース設置義務付け

・公共空間で民間が稼ぐというのと、民間開発で公共空間を確保することで超高層ビルを建てるというボーナスを与えるのは、同じ構図?

<コメント>
・西千葉のマンション街の空き(空き地のままにしている)(影山)
>>西山さんのHELLO GARDENかな?
http://sotonoba.place/201606hellogardenreport
http://sotonoba.place/hellogarden_music
http://sotonoba.place/hellotablereport

・民間開発と公共空間は同じ構図ではなさそう。民間であれば収益性はミッションなので、そもそもの目的が違うという根本的な違いがある。最近は両者が絡み合ってきているから、曖昧になってきているように見える。求められる市民のニーズが変わってきたから稼ぐこともokになってきているのか?(泉山)

【グループC】
(花田、市川、横山)

①君津大鷲の森森林信託事業(財源は2019年度からの森林環境譲与税)
山林の価値
災害からの被災回避
水や食料やエネルギー
現在サーベイを進めている
②島根県益田市の公民館の民間資金供託の活用(公民館活動事業)
地域は学校を廃校にしたくない
あき教室の壁紙を地域住民が張り替える 
地域住民が活動に参加していくようなコンテンツを自分たちで企画していく
行政のお金を使って、だけでなく、参加者がお金を出し合って企画して自分たちで回していく
③公共施設のネーミングライツと場所貸し(横山さん)
ネーミングライツは施設名称を公共からお金で買って知名度という利益を得る
千葉マリンスタジアムがZOZOマリンスタジアムに
場所貸しでは一般社団法人(旧株式会社)横浜みなとみらい21が横浜市から借りている
壁を広告スペースにし、床を転貸してその収益をエリアマネジメント活動に充てている。
https://www.ymm21.jp/about/business.html

      

<コメント>
・持続的な稼ぎ方につながったら面白いなと思いました。
・ネーミングライツに、近い話かもしれない事例として、住宅を建てる時に二年間住宅展示のように一般開放して、使っている家具や建材をわかるようにするを前提に、家具や建材を提供していただきながら住宅を建てた知人がいます。公共施設の作り方の一つとして使えるかもしれない。

【グループD】
(松本、加藤、渡辺、久恒)
道路
 用途の利用転換を上手く使いたい
 (利用転換ー驚きのエネルギー)

パブリックスペースならではの経済的価値
 South by Southwest
 それ専用のシステムが出来上がっているはず
 それをあえて都市のパブリックスペースでやる意味
 外→音・匂い・光→目に見える、感じる盛り上がり→偶然性を生む(共有できる人数が多い)
 花火もそう
 シンボル性
 もともとある場を使ってる
 
 どうしたらそういう価値をうめるか
 どういう場所に×どういうソフト
 
マルシェ
 単体でやるとあんまり儲からないー軽トラでやると割と儲かるかも
ソーシャルサービスのお金の生み出し方について
ー利益
  事業
  寄付―地域性・地域愛・地域ブランディング
  会費
  広告―公開空地の利用(六本木ヒルズ…テナントの広告)
  課金
  支出を減らす、という方法

経済ーお金の受け渡しが多い
ここに公共空間が入ってないのが問題
一方で、資本主義ではできないことをやれるのが公共
でも、規制が多く、使いきれてない
代わりに民間がやっていることが、公共より地域に根ざしてる、みたいなことある
←民間で自分勝手にできるからこそ、いいものできる。
公共だとみんなに利益があることじゃないとできない。

<その他>
対象(喜ぶ人)がわからない
公共性vs資本主義
ー民間の成長原理だけを公共に持ってこられればいい

<コメント>
・パブリックスペースでやる意味、大事な視点。なぜパブリックスペースを使うのか。リアルスペースでの偶発的な出会いというのは面白い。SNSとか。(泉山)

・行政はローテーションがある。
行政官:成功は評価されず、失敗ばかり評価に影響する
継続的に関わってくれる地元の人が必要。 
➡︎ 地元の人を育てることが大切。(進野)

【グループE】
(西、柴戸、片山、進野)
動物園に勤務。オープンスペースを活用してどう経済化できるか (進野)
泉山先生の研究室ゼミ生。 都市工学 1年 (柴戸)
エリマネや官民連携のソフト面の研究ばかりだったので、ハード視点も論文で取り入れたい
早稲田大学院 修士2年 都市デザイン (片山)
イベントやプロモーションの企画制作会社勤務。仕事と、3歳児を持つ親(公園は神!)の視点で参加 (西)

(進野)
道路より公園の方が規制はゆるやか。ただし警察が厳しいとは聞く。
(片山)
公物管理の法を見ていくときに、元々公園ができた背景に民間施設を含んでいた。
(進野)
日本には公園という観念がなかった。江戸時代の飛鳥山の花見が最初のパブリック的な公園の萌芽だった。西洋から考え方が輸入された。いち早く公園を日本に導入するにあたって、沢山の人が集まってすでに商売が集積している場所(寺社の門前的な場所)を公園化すればいいのではないかと考えた。
今の民間への流れは、実は元々やっていた。
(柴戸)
事例で海外と日本のものがあって、海外の方がパブリックスペースをボトムアップで獲得しに行っている印象がある。公園で稼ぐのか、道路や公園にadditionした施設で稼ぐのか、Bryant Parkのような形か。
(西)
公園の大小によって役割がある。仮に公園経営にKPI視点が必要なら、公園の役割と責任の分解が必要。
(進野)
児童公園はすべりだい・砂場・ブランコ的3種の神器があった時代がある。公園の大小や役割は住区基幹公園といった名称で呼ばれる。日頃から日常的に利用されている公園は経済性では測れない。
イベント開催場所として公園を使うなら、総合公園のような、好立地でアクセス性が高く周辺住民や来街者の集客が見込める園になってくるだろう。

(柴戸)
KPIを図る手法がむずかしい。大学でもアクティビティ調査など行っているが、それだけで測りきれないものもある。

(進野)
公園の中でも、話題を絞り動物園の課題。
全国の動物園が収益性に難あり。(1)種の保存(2)教育(3)調査研究(4)レクリエーション
4つの目的がある。
最近の稼ぐ公園で多い例は飲食と組み合わせた事例が多いので、
「学ぶ」というのが動物園という公共空間の特色な気がする。

(柴戸) 私設の動物園は?
(進野)ある。入園料で稼がないといけないのでだいたい行政の動物園と比較するとすごく高い
公共=誰でも入れる、という定義だとしたら、それは公共空間ではなくなるのではないか。
公共というのはofficialなのかcommonなのかopenなのか、またはそれらを全て兼ね備えたものなのか?

<コメント>
・地元の人にとっての静かさといろんな人があふれる賑やかさはどうやって決めてるの?(渡辺)

・有事・災害時の価値や、健康促進などの外部経済を評価する。

・始めの人がどう始めたか気になる、次の人がどう乗っかったのかも

・公の場所をこんな風に使っていいんだよ、という可能性が伝わりきっていない→伝えないと使いこなせないのか??これやりたいからやらせて、という要求が自然に上がってこないのかな、と、ちょっと残念な気持ちに、、(熊澤)

<企画者まとめ>
・運営主体はどうなのか
・価値の評価はどうするのか

といった点が議論すべき内容であろう。

*アンケート:ビジネスに活かしたい人と研究に活かしたい人の割合は?

→半分ずつくらい

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21:00-21:10 プレゼン(2)制度について

①上野公園のスタバ(設置管理許可)
東京都公園協会に指定管理者として公園の管理などを委託。
さらに、、民間のスタバが設置管理許可を受けて、不動産事業のように店舗を置いている。

②新宿MOA

③札幌市北三条広場

④藍染大通り

⑤新宿公園シネマ&バルweek(IT技術の利用)

⑥タイムズスクエア(公民連携プロセス)

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21:10-21:30 ディスカッション(2)

<議題:公共空間で経済的な価値を生み出すことは必要:「WHY」「HOW」>

以下、グループごとの議論の内容を記録。

【グループ道路】

WHY
・自動運転で不要な車線が生まれる
・イベントなどでの道路閉鎖にかかるコストは?
・車中心になっていて人のための空間が少ないのが問題
 人がみちを取り戻すため
・歩行者が多いほうが健康にもよく、結果的に社会としては良い?
・道路こそ、常にただ「通り過ぎる人」「そもそも関係ない人」「もともとそこに何かの目的があってきたわけではない人」がいる→偶発性の価値がある。大宮で道路予定区域を暫定的に利活用した社会実験があって、その中で夜、路上の一部で講演会をやる、という取り組みがあった時に、通りすがりの人が興味深そうに立ち見していったり、部活帰りの女子高生たちの声が聞こえたりして、面白かった。(熊澤)
・いつもと違う空間になることによる驚き、それにより何かを生み出すため

・維持管理にかかるコストを税金=ドライバー 以外も負担している
・スクランブル交差点、W杯

HOW
・道路封鎖の周知

・交通流を止めないほうがいい
・韓国の東大門(夜間に店が開く、物流が見えるのが面白い、楽しい)→心地よい密度をどう保つのか?
・交通流の最適化、各自が判断できないか?→情報があれば可能かもしれないが、観光客とかは難しい
・車
・コペンハーゲンの自転車専用道とインテリジェント信号機「グ リーンウェーブ」自転車の速度に合わせた信号機の系統制御

・物流調整が必要。-地下鉄の夜間物流利用の社会実験がある(ヤマト)
・時間帯により車を止めている例は今もある(横山)

・いつどこの道路を歩行者天国にするかを、区域全体でシナリオ?プログラム?のようなデザインをしている取り組みはあるのか?あったらどうなる??

・道路
・ホコ天やります(◯週間後にここで!と周知)、参加自由です!ただ車の交通を封鎖するだけです!ってやったら、どうなる?
 ・ルールを作るのは大事
 ・いく人を参加者に巻き込む
 ・その後の持続性につながる(育てたくなる)
 ・公園じゃなくて「たまたま通る」ことがおおい
 ・普段やってないから歩行者に関心を持たれる
 ・道玄坂に家具をおいた、区長とパラリンピックランナーとが競争した、ストリートラグビー
https://www.para-sports.tokyo/topics/column/shibuyacitygames/
https://loftwork.com/jp/news/2016/10/21_streetfurniture

・責任は誰にある? 管理している人が困る

【グループ公園】

WHY
・収益性をあげるべき公園とは?
・公園の規模感で異なる
・事業収益性を挙げる必要性のある公園をピックアップ

・維持管理ができなくなってきた、コストがかかる

・税金で補填
・公園のストックはありあまってる

・維持管理のためにある
・それ以上に収益をあげないといけない公園があるのか

・公園は峻別されていく。

・パブリックな公園であることの価値
ー地域でのムーブメントになる、公園でやるからこそ新しいムーブメントが地域におきるような活用の仕方をしなければならない?
・公園でやる意味があるのか?
・公園という場所?空間?性質?を利用して稼ぐのか?公園自体が稼ぐのか?

・何もできない公園 >> 稼ぐ以前に公園の価値とは?

HOW
・環境省の若手
http://www.env.go.jp/press/files/jp/109618.pdf
西新宿(新宿中央公園)
公園で水素ストレージ
電源、エネルギー、食糧、、、など色んな備蓄
ネットワークとして整備していく

・区別をつけることはある意味民間的。区別して集中的に。

・パブリックの大前提:安全・安心を守る

・イベントが正義ではない(いろんなものを公園に求
めている人がいる)

・みんなが活用できる公園、日常に人がくる公園をつくる(一方で規制は増える)

・マイナスイメージ(苦情とか)の発言のほうがつよい 

https://cepic.net/

考えるべきは 稼ぐべき公園のHOW
(=稼ぐことが目的ではない?維持管理が困難、しかしなくすわけにはいかない。だから手段として稼ぐ、そういう公園におけるHOW)

どの道路を解放すべきか ➡︎ どの公園を解放すべきか?? 逆に街区公園で稼ぐことをやれれば
・公園にしろ、道路にしろ地方と都心では陥っている状況がちかう

<コメント>
・ちいさな公園でやるからこそおきる偶発性もある。
・流山市のナイトピクニック(駅前広場でのゆるやかな集い。子連れであそべる。市の子育て世帯向け移住PRと相まって上手なエリアブランディング施策となっている。https://40papa.com/dairy/event/17735/

・小さい自発的な介入者、という意味では泉山さんが「タクティシャン」と(一時期?)呼んでいたのが印象的です(熊澤)
>>はい、いまもいってますよ。(泉山)

・都心と地方都市の違い
人が歩いている都心<=>車中心で人が歩かない地方都市
・公園にしろ、道路にしろ地方と都心では陥っている状況がちがう

・公園は確かに、民間のもので公園に代わるもの(私有地の庭や私営庭園、プレーパークなど)が、パブリックシーンが見られるというような意味で、公園より公園らしく機能しているような、、(熊澤)

・偶発性と稼ぐ、ということの両立が難しそうだと思いました。本当に稼ごうと思ったら偶発性を必然的に発生するようにシナリオを描くのでしょうか…

・負ける公園について、その地域が本当にその公園を欲しているのか?
・本気なら住民が地域が立ち上がって、行政が任せて自由にしちゃうというようなことがあるはず(これからの人口減少の時代において)
・そこからアイデア勝負??
・出来れば主体が住民で、おもしろいことだったら最高(地域がもとめているから)
・住民合意が必要。(原っぱでもいい)週末屋台などの住民による起業もあり得る。

・冒頭に提示された、TWILLO(路上バー)の事例のように、住民が合意したサンクチュアリ的な公園で
思い思いの小商い的なものも含めた振舞いが繰り広げられると、楽しい街であると思う。
(Civic Prideって、多分そういうところに宿る…)(西)

・ストリートライブのような「ストリートを作っている」行為と捉えることもできる

・個人が開くパブリックの集積が本当のパブリック??(泉山)

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21:30-22:00 まとめ/次回予定

【総括】
*今回のゼミ内ではまとまった結論というものは見出しませんでしたが、運営の松本が総括をソトノバの記事として執筆しました。以下がURLです。是非、チェックしてみてください。
http://sotonoba.place/sotonobasemireport02

【次回予定】
*次回は「コンテンツと稼げる公共」というテーマについて扱います。
今回のゼミではパブリックシーン(特に道路と公園)において「経済、収益性、稼げる」ということを議論しましたが、その中でどういったコンテンツをその場に組み込むかという論点も幾度となく登場しました。ひとえにコンテンツといっても、イベントの種類というわけでは決してないでしょう。では、コンテンツについてはどのような議論がなされるべきでしょうか。その点については、ソトノバ・オープンゼミに参加している学生が中心になって企画準備をすることになりました。この学生メンバーで次回議論したい「コンテンツ」についてのテーマを模索していきます。

【最後に】
以上、ソトノバ・オープンゼミ#02のゼミ記録でした。

次回も是非、ソトノバ・オープンゼミにご参加ください。
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