自己紹介
こんにちは
松井創斗建築設計事務所の松井と申します。
組織設計事務所に10年勤めて、この度独立することになりました。
自己紹介をさせていただきます。
【幼少期】
幼いころから昆虫や魚が好きで、「どうしてこんなかたちをしているんだろう」と、延々とスケッチしたり、その場所を観察して答えを探したりする子供でした。
レストランの紙ナプキンにびっしり虫の絵を描いては、店員さんに誇らしく見せていたそうです。足のトゲとかリアルに描くタイプなので、店員さんはだいぶ笑顔は引きつっていたとか。
【中学生高校生】
中学生の頃は荒川のホームレスに釣りを教えてもらい、友達と鯉やウナギを釣って遊びました。
高校生の頃は続けていたボクシングジムで、子供たちのトレーナーのアルバイトを3年間やりました。
どちらも、学校では出会えないタイプの大人たちに出会い、知らない世界を沢山学びました。
【大学生~社会人】
授業中に絵を描いていても怒られないという理由から、
大学・大学院で建築設計を学び、
仕事中に絵を描いていても怒られないという理由から、
組織設計事務所に入所しました。
そこは、90年くらい続く老舗の設計事務所で、半世紀前のかっこいいビルなんかを調べていてよく目にしたことから、半世紀後にも皆が良いと思える建築を創りたいと思い志望しました。
「効かないもの(性能的に)を美しいと思うなよ!」
とか
「凡庸なものを舐めるなよ!」
など
わりとものづくりで大事なことを徹底的に叩き込まれました。だから半世紀前の建物が、現在もちゃんと愛されているんだと思い、今も大切な教えとして生きています。
当時は大学や、商業・住宅の複合ビル等、いろいろな大規模建築の設計を経験しました。
絵を描いていても怒られましたが、上司もちょっと嬉しそうに怒ってくれるし、自身の設計が上達するのが幸せでした。
いろいろ厳しい業界ですが、とにかくラッキーで、出会う人々には大変恵まれました。
【独立】
独立した理由は、地方の小さな建物を創りたいと思ったからです。
その土地ならではの環境に応えた建物で、その土地の人たちが幸せそうに過ごす、そんな建物が創りたくて、個人での開業に至りました。
いまでも子供の頃と同じ考え方で、その土地に立ってみて、どう陽が射すか、どんな風が吹くか、どんな植生かをじっくり観察して設計をしています。
そして、その建物を使う人は、どんな幼少期を過ごし、どんな歌をうたい、どんな夢を見るのかを訊いて、その人ならではの建物を考えることを大切にします。
最近は釣りもやめて子育てに没頭し、絵本を描いたり、畑をつくったりしながら、ちいさな建物をつくっています。
苦手だったSNSを始めてみて、すこしずつ公開していけたらと思います。
長々と読んでいただきありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いいたします。