うつ病だけど妊婦やってます
こんにちは。
妊娠発表から数日経ち、みなさまからたくさんの祝福や応援のおことばをいただきまして、もう、わたくし幸せでございます。
本当にありがとうございます!!!!!
『フリーアナ曽田麻衣子、妊娠発表に持論』
みたいなネットニュースにまでなっていて驚きました。
あくまでいつも応援してくださるみなさまと関係者のみなさまに向けた発表のつもりだったんだもん。笑
まだ胎動などは感じないのですが、お腹の子も母が幸せに浸っているので嬉しく思っていることでしょう。
感情とかまだないだろうけど。
そういうラベリングを超越して踊っています。きっと。
ちなみに、出産経験のある先輩方からたくさんメッセージもいただきました。
やはり「安定期まで内緒」のしんどさを感じている方は多いみたいです。
だよねーーーーーー!!!!!😭
妊娠関係に限らずですが、人々が素直に辛い時に助けてくれ〜って言える社会に、マインドになると嬉しいと思う曽田でございます。
さてさて、今回はですね、ほぼ寛解しているとは言えうつ病のわたしが妊娠したという部分について、ご心配の声もいただいているというかいただいていなくても想ってくださっている方がいる気がするので、その辺について書いてみます。
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そもそも、漠然と母親になりたい気持ちは学生時代から持っていました。
よりによっていちばん仕事が忙しい時期(平日は早朝4時から生放送、土曜日は西日本のどこかの競馬場から生放送)に保育士試験を受けるくらいには子ども好きですし。
あ、ちなみに一発合格ではありません。
これから受ける方がいたら心して頑張ってください!!!
応援しております!!!!
ただ、結婚した直後にうつ病が発覚し、子どもどころではなくなりました。
↓具体的にはこんな状態
渦中にいるときは、子を育てるなんてわたしには無理だと思っていました。
自分のことすら管理できずに夫や仕事の関係者さまに迷惑をかける存在が母になれるわけなかろう。
夫には申し訳ないけど、子なし夫婦でいようと。
それに、うつ病って遺伝子の部分が関係してくるケースも多いです。
もちろんそうではない場合もあるとおもいます!!
心療内科などでは大体初診で、「近親者にうつ病などの精神疾患をかかえている人はいますか?」とたずねられます。
わたしの場合は曽田家初のうつ病人間が誕生したわけでありますけれども。
ということは、自分の子にもその因子を継がせてしまうのでは…?
と考えてしまうのですよ。
こんなに辛い思いをわたしの遺伝子のせいで子どもが経験するなんて
考えただけで耐えられぬ!!!!
そんな気持ちだったので、妊活なんてとてもとても考えられませんでした。
でも、抗うつ薬を飲みながら、カウンセリングやこうやって自分の気持ちを吐き出して整理して、夫や友達、いろんな方の助けを借りながら病状がよくなっていくにつれて、母になることへの憧れが少しずつ舞い戻ってきました。
そして、詳しくはこちらに書いてありますが↓うつ病の曽田麻衣子をまるごと受け入れられるようになってからすごく呼吸が楽になって、良い意味で力を抜いて生活できるように。
さらに!!!
幼児教育というこれからのライフワークにしていきたい領域を見つけ、実際に行動に移すところまできました。
ここまでくるとね、
死にたいとおもっていたどん底からここまで回復できるなら人生どうとでもなるやん!!!
っていう最強マインドが完成。
いや〜2年でこうも人は変わるのかと思うと恐ろしくも感じますが。
あ、ちなみにまだ抗うつ薬は飲んでますよ。
断薬を目指してはいますけど、ゆっくりゆっくり進んでいます。
(詳しくはこちら↓)
なので絶賛闘病中でもあるのですが、もはやうつは自分の一部というか特性みたいなものだと思っています。
もし断薬が成功したとしても、なんかの拍子にしんどくなることもあるだろうなぁ〜でもそんときはそんときでまた薬飲みながら自分と向き合えばいいや〜って感じで付き合っていこう、と。
そんなこんなで産後うつ予備軍でもあるので、そうなったときは身内の力、行政や外部のサービスなど頼れるものはなんでも頼って甘え倒してやろうと思っています。
ちなみに幼児教育を勉強すればするほど、幼少期の愛着形成や自己肯定感を育ててあげることができれば、その後のうつ病をはじめとする精神疾患になる確率は下がりそうだなと感じます。
その辺の知識も妊活の後押しになったかも。
ま、やってみんとわからんけどね!!!!
それからもうひとつ大事にしていることがあって。
”誰かを満たすことができるひとは、満たされいるひとである”
妊娠のご報告でもちらっと書いたのですが、
子を幸せにしたいとおもうのであればまずは親が幸せを感じられる余裕を持つということがね、理想です。曽田は。
だからもしこれを読んでいる方の中に、
「子育てしんどい…逃げたい…また怒っちゃった…」
って悩んでいるパパさんママさんがいたら、まずは日々頑張っている自分に優しくしてあげてほしいなと思います。
どんな時間があれば満たされるのか。
「辛いよ」って、どこかに誰かに吐き出せているのか。
今、どんな言葉を求めているのか。
とはいえこの忙しなく厳しい現実が立ちはだかる現代社会ではとても難しいことだということもわかります。
だから、なんらかの形でそのためのお手伝いができればなぁ〜と考えています。
ということでいろいろ書いたんですけど、結論。
うつ病だけど幸せなので妊活を始めました。
そしたら命がやってきてくれました。感謝!!!
この2行です。
長々と読んでくださってありがとうございました!!!