データサイエンティストとしてのキャリアパス
はじめに
私は、中学校卒業後、電気電子系の高専・専攻科に進みました。また、その後は研究を続けたいと思い、東京工業大学の大学院に入学することに。
東京工業大学の大学院時代には、大学院の2年間で11回の学会など発表をするなど、ハードな研究生活で、単純計算で2か月に1度の成果を上げていました。
(なお、中学以降の進学については、すべて筆記試験免除で楽々進学しています♪)
私は大手電力会社からキャリアをスタートしました。発電所ではあらゆるデータを用いて、異常検知やトラブル解析を実施していました。高専時代からデータを取り扱うのが好きでしたので、非常に楽しい経験となりました。
その後、国の大規模な補助事業(事業費約15億円)のため、電力会社を離れ、ベンチャー企業の取締役・技術部長としてのキャリアを歩み始めました。
プロジェクトが終わってからはベンチャー企業でDXコンサル業務を数年。
その後、教員としてのキャリアがスタート。
データ分析・AIなどの技術・ビッグデータ分析の専門家として活動しています。
人の行動変容や心理学を用いて、教育変革を実行中。
IT・DX・DSをきっかけで各種プロジェクトを成功させるノウハウを大量に蓄積しているため、教員をやっている傍ら、現在はデータ分析の事業主として、データ分析コンサル(実装含む)やEBPMのデザインを行っています。
1.民間企業から教員・データサイエンス事業主へ
DXコンサルをやっている時代から、データが人の行動を変えるきっかけとして、非常に有効であることを再認識しました。それが、教員を始めて実践で活かせるようになったため、これを一般に展開したいと考え、個人事業として、「データ分析の診療所」を立ち上げることになりました。
「データ分析の診療所」を、IT、DX、DSに関するあらゆる課題を解決するためのツールとしてクライアントの方々に利用してほしいです。
2.教員になったきっかけ
教員になったきっかけは、「教育」というドメインの取得のため
私自身、マルチドメインの持ち主で、いまではEA(エンタープライズアーキテクト)の肩書を語っている ※データサイエンティストの肩書も
人間の行動変容を促す「ナッジ」や、行動経済学・行動心理学というのは、実世界で活用してこそ意味があるものなので、実行する場としては、最高の環境だった
3.データサイエンティストとしてのキャリア
工場関連のデータ分析
時系列データ分析(最初はエネルギー関係データを実施。その後は、画像解析や自然言語処理に着手)
行動心理学を用いたマーケティング
基礎統計学を用いたリテールの企業の分析
4.データ分析の診療所立上げ
プロジェクトを導くためのノウハウを、一般化するために立上げ
また、学生へドメイン知識を付けるための事業母体として活用の方向へ
地域・企業課題をデータを中心として解決することが目的
5.事業の取り組み
データ分析コンサルティング(PoC)
データリテラシーの普及活動
デジタル最先端技術の普及活動
スポーツアナリティクス(特に野球のセイバーメトリクスなど)
結び
私は、人々の心を動かすことに興味があり、データサイエンスや行動心理学を用いた施策の提案やEBPMのデザインに取り組んでいます。今後も、多くの人々に価値を提供し続け、社会に貢献することを目指しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?