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本末転倒な断捨離

師走。今年の汚れは今年のうちに…じゃないけれど、年内にすっきりできることはできるだけさせておこうと断捨離に着手した。

部屋の模様替えついでに家具はじめ「物」はだいぶ捨てたつもり(それでもまだまだ多いけれど…)。今回は、特にもお金周りをすっきりさせようと思い立った。


自らの恥をさらすようだが、転職後年収が数百万減ったのに消費活動は縮小どころかむしろ加速しているという矛盾生活を続け早2年。さすがにへそくり頼みも限度が見えてきた。

性格的に、基本後悔しないタイプだ。お金を払わなかったことへの後悔はあれど、払った後に後悔することはまずない。どの課金にも満足し、幸せを感じている。だから消費を見直すのは本当に難しい。それでも心を鬼にして「これがなくても(課金しなくても)死にはしない!」と思えるものはすべて精査しようと思う。


まず着手したのがサブスク・オンラインサロンやFCなどの「定額」支払いもの。私は提供側にとって理想的な消費者だ(つまりはいいカモ)。一度登録すると、よほどのことがない限り解約手続きなどしない。


例えばこのnote。定期購読しもう5年以上のものもある。5年間本当に毎日毎日読んだのか、と言われると答えはNOだ。毎月支払いなのだから、たまには解約しまた読みたくなったら再び購読、という選択だってできるのに。ずーーーっと購読しっぱなしだ。

例えばU-NEXT。たった1本、どうしても見たい海外ドラマの日本語字幕が配信されるとあって喜び勇んで登録した(動画サブスクはあまたあれど、私の見たかったものはユネクのみ)。そのドラマは2日で全話見終えた。定額なのだからいろんな映画やドラマを楽しめばいいものの、律儀に(いやただめんどくさいだけ)そのドラマを何度か見直しただけで気づけば1年半も経っている。1本も(1度も)見ない月もあるくらいだ。

例えばオンラインサロン。毎月の額だけみると500円、1000円と安価に見えるがこれってよく考えたら分割してるだけ。年会費1万2000円と考えたら、中学生から入り続けている推しのFC会費よりも全然高いじゃないか。それを1本だけならいざしらず、片手くらいは維持しているんだから総額となるとけっこうなもの。もちろんすべてのオンラインサロンで積極的にやりとりしたり活用しているとは言えない。


このほかにも、ここ2年弱で推しが増え、しかも海外の人なものだから関連グッズの購入一つとってもすべてに国際送料がかかり1回1回のネット通販がけっこうな出費。一方で日本の推しもありがたいことに積極的に活動していおり、チケット費・遠征費は雪だるま式に増えていく。加えて健康・美容への関心が一気に高まり、それら関連の投資額もなかなかな金額になる。


…どうすりゃいいのさ。


まずは現状把握から始めねば。精査するつもりで一つずつ、お金が発生しているものにチェックを入れていく。すればするほど「これはいらないな」より「これは続けたいよね」って再確認するものばかり。本末転倒にもほどがある。


かくして、今まで定額・自動支払いにかまけてきちんと把握すらしていなかった支出を可視化しただけにとどまった。…何やってんだか。


ここからだぞ私。決めたじゃないか。心を鬼にして精査するって。
年内に、少なくとも3つはいったん解約します(言い切り)。

2022年は、より身軽に、金銭的にも軽やかに生きよう。ここに誓ってみる。


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