見出し画像

エドロック2020を公式アンバサダーの目線で振り返るよー!

2020年11月3日、市川市を中心に行われた、「エドロック」というイベントの公式アンバサダーをさせていただきました!
コロナ禍に配慮した開催の様子など、私の目線で振り返りました。

■エドロックってなあに?

エドロックとは、江戸川での音楽ライブを中心としたフェスです。
年に一度、河川敷でみんなで盛り上がる。
年齢や性別、地域の垣根を超えた、素敵なイベントです!

毎年、市川市のお誕生日である11月3日に開催されてきました。
会場である江戸川河川には、ライブステージはもとより、沢山の作家さんのアート作品が展示され、アートコンペとして来場者による投票が行われたり、ワークショップに参加することが出来たり、集まったキッチンカーで食事を楽しんだり。
去年はジャガーさんのライブもあったんですよ!

その歴史は古く、初開催はなんと2002年!
4年間開催し、いったん休止したものの、2018年に再開。
大反響を呼びノリに乗っていました。

しかし今年はウィズコロナ。
ウイルスが常に隣に在るかもしれない不安を抱える毎日です。

市川市民も多くの方が楽しみにしていた市川市民納涼花火大会も、延期の末の中心。各自治体のお祭り等も軒並みなくなっていきました。
楽しみなイベントが減っていきました。

■No密フェスのための 3つのアイデア

そんな未曾有の事態の中でも、エドロックを開催するため、実行委員の皆さんは立ち上がりました!
こんな世の中だからこそ、エドロックで楽しさや豊かさを届けたい!との思いで、それぞれの本業がある中、企画から準備まで駆け抜けてくださいました!

密を避けての開催に向けて、あたらしい取り組みが沢山あります。
大きな 3つをご紹介しますね。

まず、江戸川会場でのライブをしないという選択です。
エドロックの象徴であるエド川をメイン会場にはせず、会場をサテライト化しました。
例年ならば江戸川に出店するはずだった飲食店などを中心に、60以上の店舗を会場としました。本八幡や市川、行徳にとどまらず、浦安や森下にまで!

お客さんはこの飲食店などをそれぞれで周り楽しみます。
また、当日エドロックグッズを提示すると、割引やサービスなどの特典があることも大きな特徴です。

次に来場者に投票してもらっていたアートコンペ。
これは会場となった一部の店舗に、事前にアートを設置する方法を取りました。
当日以外でも、自分のタイミングでアートを見に行くことができ、その場でQRコードから投票サイトで1票を投じることができました。

そして、あちこちの会場で、どう一体感を出しフェスをするのか。
この答えはオンライン配信です!
コロナ禍でオンラインの需要が増えましたね、エドロックもご多分にもれず、ライブをYouTubeで配信することに。ラジオの生放送からも音楽が楽しめます。

ここでキーアイテム「バッジラジオ」の登場です!
キャッチーなこのバッジ型ラジオを持ち歩くことで、皆がどこにいても同じ時間を共有できます。そして、上記の特典サービスの対象にもなります。


■公式アンバサダーなんて大惚れた…

このようにイレギュラーな開催方法となり、一般客への周知はより難しいものとなったと思います。
昨年までのエドロックを知っていても、まったく違うニューエドロック2020!

SNSでの周知のために、声をかけていただいたのがきっかけで、私もエドロックについて興味を持ち、微力ながらお手伝いさせていただくことになりました!

実はこのお話をいただくまで、エドロックにピンと来ていなかったのです。
しかし実行委員さんの想いと市川市を盛り上げるというところに共鳴し、引き受けさせていただきました。
正直、私なんかでお役に立てるのか、自信はありませんでした。
自信ないので、実行委員の方に別のインスタグラマーを紹介したほど(笑)

私のインスタは市川、本八幡のグルメの投稿がほとんどです。
フォローしてくださっている方の興味も、そこにあると思います。

そこで、まず飲食店にフォーカスしてpostしていくことにしました。
更に、参加している飲食店の中にはアートコンペの作品を展示しているところもあると知り、せっかくならそれも見ながら!と思い立ちました。

■アートめぐりとEDOROCKのチカラ

アートって一言で括っていますが、色々なものがありますよね。
平面、立体、空間など。
私はアートを語れるほど、それらを見て育っていません。家にもこれといって飾ってありません。

そんな私でも、こんなに身近にアートを感じる機会があると、考え方がかわっていきました。
アートは、生活必需品ではないと私は思います。
ただ、贅沢品だからこそ、そこにあるだけで、特別な、少し豊かな気持ちになるのです。

アンバサダーの大役を仰せつかってから1番初めにうかがったのが、本八幡のパン屋morrowさん。
低価格なのに満足度の高いパンが沢山並び、イートインも併設。「モロパン」の愛称で親しまれていて、私も何度も利用しています。

このお馴染みのmorrowの壁にアートが飾られている風景は、何とも不思議でした。浮いているわけではない、むしろ調和しているのに、別のお店のようで、でもいつものモロパンで…。

また、アートコンペにかこつけて、初めて行ったお店もあります。

新田のごはんや元さんは、ガッツリの豚丼ランチとお姉様方とのお話に負けないくらい、アート作品が、もともとあったみたいに馴染んでいました。

下総中山の茶々華さん。アートギャラリーを併設しているカフェですが、筆圧まで感じることのできる距離で、大きな作品を見ることができ貴重な経験でした。

 市川駅から南側に少し行った麻生珈琲さんは、エモみたっぷりの珈琲店。カウンターの上にそっと飾られた作品が、お店をゆったり見守っているようでした。

本八幡のケーキ店CODAMAさんと手児奈通りのマフィン店MoonboWさんには、こどもたちがグループで描いた作品が飾られていました。
躍動感のある元気な絵が、美味しいお菓子を提供してくれる2つのお店にしっくりきていて、お店のためにあつらえたかのようでした。

大門通りの麻廼やさんでは、立体作品を拝見しました。
私の中ではこれぞアート!
見る角度によって表情が違うような気さえします。

市川真間の駅にも、コンペに出てはいませんが、チェーンソーアートの招待作品などが飾られていました。
嬉しいことに作成過程のお話を聞く機会があり、ますます興味深い作品です。

お店を巡り実際アートを目の当たりにしたり、店員さんや作家さんとお話をさせていただいたり、新しい価値感や着眼点、発見が沢山ありました。
そして、どのお店でアートを体験しても、全てに共通して言えるのは、帰りの足取りが軽かったことです。

素敵な作品を見て触れて、素敵な人に会って、素敵なものを食べて。
心が暖かく、ルンルン気分になるのです。

これってエドロックの効能です。
欲を言えば、エドロックでなくても、こんなに素敵なクリエイター達がいるのだから、日常的に気楽にアートめぐりができる市川市になればいいのにな、とも感じました。

そして振り返れば、もうこの時から既にエドロックははじまっていて、私はすっかり渦中にいたのですね。

■モデルルートの作成

アンバサダーとして、一般客への周知のため、お店を回って投稿をする他に何ができるのか。
私以外にもアンバサダーは数名いて、私は皆さんのような華やかな投稿はできないので、独自にモデルルートを作ることにしました。

前述の通り、今年は参加店を各々でまわり楽しむエドロック。
どこにどんなお店があって、どんな特典があって、というのが分かりにくいかなという印象がありました。
まずナビスポットと呼ばれる場所で検温をしてからの参加をお願いしていることも、知らせないとと思いました。

アンバサダーとして調べに調べた私がわからないなら、当日参加される方もわからないでしょうから、市川駅のナビスポットむすぶばを中心に、オススメのコースを2つ作成し、お店の特典などをまとめました。

参考になったかは不明ですが、こういう風に楽しむんだな、のヒントにはなったのではないでしょうか。


■11月3日(火祝)くもりときどき雨

迎えた当日。アートめぐりやラジオを通して、すでに始まっている感はありましたので、最終日!と言った方がしっくりきました。

天気が怪しかったので、いつもより強めに髪を巻き、
黄色いTシャツのコーデに悩み、バッジラジオをつけ、いざ行かん!EDOROCK!
ついでにネイルもエドロックのキャラクター、えどぐーネイルにしていましたよ!私なりのネイル“アート”!アンバサダーらしいでしょ(笑)

当日まわったのは、京屋酒店さん、CODAMAさん、yajikkokitchenさん、市川地方卸売市場でonewさん、河川敷、大洲神社、ごはんや元さん。

レポはポストにまとめましたので下記画像からリンクします!
それはもう大変充実した一日でした!どこのサービスや商品も、とても満足!


実行委員やボランティアの皆さんが、積極的に検温の声掛けをし、通行手形のようにシールを貼っていく姿は、コミュ障気味の私にはヒーローに見えました。

お店に入れば、ラジオかYouTubeが流れていました。
同じTシャツを着ている人を見かければ、この人とも同じ音楽を聴いているんだなと嬉しくなりました。

河川敷には立体作品の数々と、幸せの黄色い風船が漂っていて圧巻
予約制のワークショップもやっていて、こどもたちがはしゃぐ姿が可愛らしく、それも含めて、川も空も空気も!全体がアートでした。

そこにいた私もきっとアート!

マスクをして、距離を保ってはいるけれど、マスクの下でみんながエガオなのが分かりました。
例年と開催のカタチこそ違いましたが、参加者やお客さんを幸せにしたのは変わりません!

実行委員やボランティア、エドロックに関わった皆さんのおかげで、はじめてのエドロックを心から楽しむことができました。

来年はどんなエドロックになるのか、今から楽しみです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?