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随筆1『幻の入学式』
私は今年(2020年)の4月に、とある田舎の大学に入学しました。
自分で言うのもなんなんですが、中学、高校とめっちゃ真面目にお勉強してきたので、
「大学に入ったら遊びまくろう!」
と浅はかすぎる考えを抱いていました。
まずは気の合う友達を探そう。
それから、ちゃっかり男女のグループに入ったりなんかして、笑いあり涙ありの青春っぽいことしてみたい。
みんなで海とか、
みんなで水風船とか、
みんなでフルーツポンチとか…
(補足。高校生のとき、休み時間に女子グループがやっていたフルーツポンチが羨ましいったんです)
でも、今書いたことはすべて、まだ妄想どまりのままです。
ウイルスがはびこっているせいで、自粛しなきゃだからね。
大学は県内外からたっくさんの人が集まる場所だし、そんなこんなで、秋になるまでずっと、自宅での遠隔授業となりました。
さいわい私は実家暮らしで、人肌はすぐそばにあるのでそんなに寂しくありません。
一人暮らしには堪えるんだろうなぁ。
ちなみに勉強はそれなりにしている”つもり”ですが、”つもり”は所詮”つもり”であって、やっぱり近くに自分より頑張っている人とか、自分といい意味で競い合える対象がいないと、なかなか勉強もはかどらないよなあって言い訳しておきます。
卒業できるかなあ。
不安そうですね、私。
そういえば、私が敬愛する落合陽一先生が、とある本でこんなことを言っていました。
「でも、よく考えてみてほしい。1度きりの人生に、不安を持ち込むことに何の意味があるのだろうか。今この一瞬に全力で向き合い、心の底から楽しむことが、命を与えられた私たちの使命ではないのだろうか。僕には、未来を悲観して足をすくめている時間など、1秒たりともない」
顔をあげて吟味したくなる4文ですね。
あ、いま文の数かぞえたでしょ(言いたいだけ)
この手の考えは何度も見たことありますが、落合先生もこんな考え方していることが意外でしたし、このお方、理系で波動の研究をしている凄い人なんですけど、その凄さの源はこの前向きな考え方なんじゃないかと思うと私も前向きになろうって思いました(文章壊滅)
まとめると、「勇気をもらえた」ですかね。
私はまだ10代、ティーンエイジャーなんですけど、まもなく二十歳になって、大人と呼ばれるようになって、自分で稼がなきゃ生きていけなくなるらしいのよ。
今は親にご飯作ってもらったり家事も全部やってもらってるのに、それも自分でしなきゃいけなくなるし。
未来が見えないんすわ。
少なくとも、若者っぽい言葉で不安を紛らわそうとするくらいには未来が怖いんすわ。
こんな風に心やわやわな時期なんで、誰かの信念がある言葉ってすごく響くんですよね。
響くし、物心ついたときから少なくとも現在(18歳)までって、結構他人等の言葉に影響されます。
多感だった時期を覚えていますか?大人さん。
ニュースとかで錯覚を利用した円グラフで不安をあおったり、たかが不倫事件を何か月も取り上げたり、政治家が悪い事したり。
日本って暗い国なんだなあって、思わざるを得ない感じの雰囲気作ってませんか。
あと最近だと「本日の東京の感染者数5人」とかテレビの上の方に出していますよね?
実際増えているのに、数字が下がっていると減ったように見えるから累計も出して今何人が入院してるとかもっと危機感を持たせるような…((自重
大人さんに反抗したいお年頃なんです。
なにはともあれ、もうすぐ私もそんな大人の仲間入り。
子どもたちのお手本になれるような大人になりたいですね。
あと、世間に名を馳せられたら思い残すことは何もない(笑)
あぁ、大学行きてえ。
これを書いていて、今まで自分は大学に行けないことを何とも思っていないと思い込んでいたのですが、やっぱり自分寂しいんじゃんと、思い知らされました。
やっぱ人間って社会的な動物なんすね。
長々と書きましたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。
~終~
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