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土竜のひとりごと:まとめ記事:カミさんに遺す僕の物語

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これまでに書き溜めたもの、このnoteの「土竜のひとりごと」に書いたものを2000字程度の文章に整理してここに集めてみたいと思います。
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2021年12月の記事一覧

第222話:ペップトーク

風という風をあつめてみたくなり海への丘を駆けのぼりゆく 何かの拍子でプラスの衝動みたいな…

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第221話:夜中に書いたラブレター

雑感です。 日曜の朝、「サンデーモーニング」を観ていたら、ジャーナリストの伊藤詩織氏に関…

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第205話:マスクにマスクを重ねる

最近こんな話ばかりしているような気がするが、人の顔が覚えられない。 いや、顔は分かるが名…

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第199話:高校生に語る言語論

※タイトルどおり、国語の授業で言語論に関する評論を読んだとき併せて生徒に話す内容をエッセ…

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第133話:焚き火

もう昔々の話である。 ある時、新しいメールアドレスを作った。 脳に余裕のない僕は、たいて…

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第86話:サンタさん

[子育ての記憶と記録] クリスマスが日本に定着したのはいつ頃だろう。街路樹がイルミネーシ…

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第51話:顔

愚話である。 当然の話だが、人間の顔というのは年を取るに連れて次第に変化して行く。大概の場合、両者は一致して進んで行くものだが、中にはこの一致が微妙にズレて行く人がいて、顔が年齢の速度以上に老けて行く人、あるいは逆に、いわゆる童顔で顔が年齢について行かない人もいる。 大概の人は若く見られた方がいいと考えるだろう。 例えば、日本には吉永小百合という永遠なる美女がいて、いつまでも若々しい。涼しい目もと、整った顔立ち、豊かな髪、透き通った瞳。見ていると思わず時を忘れ、うっとり

第32話:命の摂理

退職者を祝う宴のたけなわ。 退職者の一人である老教師が 「皆さん、聞いて下さい」 と、突然…

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第28話:正座

これも愚話にすぎない。 日本には「正座」という文化?があって、いかにも「正しい座」として…

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