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[読書記録146]はじめての「マーケティング」1年生

はじめての「マーケティング」1年生
宮崎 哲也 著

ある日、競争店が自社製品に似た商品を安く販売しているところから物語が始まる。
対抗手段として安易に価格を安くしようとするが、それではダメと言われマーケティングを学びながら競争店に対抗していく物語形式である。
マーケティングについてわかりやすく教えてくれる本で入門書にぴったりである。
セリングとマーケティングとは違う。
セリング≠マーケティング
セリング=とにかく製品を売り込むこと
マーケティング=無駄な売り込みの努力を減らすこと
マーケティングとは売り手が買い手との関係を保ちながら、買い手が価値を感じるような商品やサービスを安定的に売れるような仕組みを作ること

気づき①マーケティングミックスは4Pから4Cへ
4Pは企業、つまり売り手の視点から見たもの
買い手の視点に立ったマーケティングミックスとして4Cが大事。
4P
Product製品→Customer Value顧客にとっての価値
Price価格→Customer Cost顧客の負担
Place場所→Convenience顧客の利便性
Promotion販売促進→Communicationコミュニーケーション

気づき②ポーターの3つの基本戦略
⑴コスト・リーダーシップ戦略
低コストで競争優位に立とうとする戦略
⑵差異化戦略
自社の製品を差別化して業界内でも特異な製品であるというイメージを与える戦略
⑶集中戦略
競争優位に立つため、特定の地域や顧客層等によって分類された市場セグメントに絞りこむ戦略。

気づき③AIDMAからAISASへ
消費者の商品購入に関わる意思決定過程は一般にAIDMAを使って説明されていた。
Attention→Interest→Desire→Memory→Action
インターネットユーザーが増えてくると
Attention→Interest→Search→Action→Shareの流れになる。
AIDMAは商品を購入したところで終結するがAISASではその後に「Share(共有)」という行動が追加される。

行動すること
1.買い手の視点に立つ
2.マーケティングを学ぶ
3.AIDMAではなくAISASを意識してみる。

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