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共働きを考える

かつて、家族の形態は一つしかないと思っていた。
父が外で働き、母が家を守る。
子供たちは学校に通い、帰宅すれば母の手作りの食事が待っている。

このシンプルで明確な役割分担の中で、家庭は成り立っていた。
しかし、時代が変わり、私たちの生活も大きく変わった。
共働きという新しい家族の形が一般的になり、それに伴う課題や喜びもふえた。

私たち夫婦もまた、共働きを選択した。
選択というよりも、時代の流れと経済的な必要性にかられてのことだった。

朝早く、二人とも仕事に出かけ、夕方になって疲れ果てて帰宅する。
その間、子供たちは保育園や学校で過ごし、帰ってくるときには既に夕方。
夕食の準備や家事を分担しながら、なんとか一日を乗り切る。

共働きには確かに多くの課題がある。
時間のやりくりが最も難しい。
仕事と家庭のバランスを取るために、お互いのスケジュールを細かく調整しなければならない。

子供の行事や病気、突然の仕事のトラブルなど、予期しない出来事が頻繁に起こる。
そんな時、お互いの協力と理解が何よりも重要だ。

しかし、共働きには喜びもある。
私たちはお互いの努力や成長を共有するで仕事での成功や挑戦を話し合い、家庭の中で支え合うことで、夫婦としての絆も深まる。

子供たちも、両親が協力して働く姿を見て育ち、自立心や協力の大切さを自然に学んでくれる。

また、共働きで得られる経済的な安定も無視できない。
二人で働くことで、家族全体の生活水準が向上し、子供たちにより多くの機会を提供することができる。
教育や趣味、旅行など、家族で共有する時間が増え、豊かな経験を積むことができる。

振り返ってみれば、共働きを選んだことは私たちにとって大切なことであり、同時に大きな財産でもあった。
困難な時もあったが、そのたびにお互いを信じ、支え合うことで乗り越えてきた。
私たちの家庭は、二人の力を合わせることで築かれてきました。

共働きという選択は、単なる経済的な必要性だけでなく、私たちの生き方そのものを変え、家族としての絆を強めるものでもあった。
これからも、時代と共に変わり続ける家庭の形を楽しみながら、私たちは一歩一歩進んでいくのでしょう。

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