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田舎という狭いコミュニティで生きる。

子どもたちが中学生まで過ごした場所は、私が高校まで過ごした田舎でした。過疎化が進み、子どもたちの数も、私が過ごしていたころの半分以下でした。1学年が1クラスでその人数も10名前後でした。

田舎という狭いコミュニティの特徴といえば、地域の人やご近所とのつながりが深いこと。そこに住む人が皆知り合いで、大きな家族のよう。

これが長所でもあり短所でもあります。

ただ、子どもにとっては長所の方が多いと感じました。
地域で子どもを育てる感覚なので、仕事をしていても安心でした。
学校も生徒数が少ないので、とてもきめ細やかに対応してくれました。

でもそのために親はかなりの努力が必要です。
PTAや地域イベントへの積極的参加です。
大変ですが、ちゃんと参加すれば誰も何も言いませんし、子どもは学校生活を安全に安心して送ることができます。

ただ私はママ同士のつながり、いわゆる「ママ友」という集団が苦手なので、あまり深く関わらないようにしていました。PTA参観終わったら、さっさと帰る。話は事務的な話のみ。噂話は知らないフリ、興味ないフリ。何か言われてたかもしれないけど、気にしない。

まあでも、子ども同士が仲良くなれば、必然的にママ同士もそれなりに仲良くなりますよ。そのうち本当に仲良くなって、今でも2人のママ友とは仲良くさせてもらってます。

狭いコミュニティで生きるコツは、子どものためと割り切ること。コミュニティ外で仕事を持つこと。挨拶や感謝ができること(これが一番大事かも)。

息子は、この挨拶だけで、多くのばあちゃん達をタラし込めていました(笑)
中学の途中で転校したんですが、その転校先でも、この挨拶だけで、近隣のばあちゃん達をタラし込めていました(汗)

もちろん「挨拶だけはしとけ」と私が指導したのですが、それを素直に聞いて、変なキメポーズを付けてにこにこ挨拶し続けた息子はスゴイです。尊敬。あれから数年、、、いまだに愛想振りまいてます。


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