準備運動をすることにした

1万人チャレンジに合流してから、よくも悪くも「書くことが仕事」という状況になった。今までは書くことは趣味だったのだから、これは本当に夢見たいな話で一言で最高だ。ではなぜ「悪くも」というネガティブなこともつけるのかというと、ヨーロッパに来る前より言葉が思うように操れていないことを感じるかだら。

理由は明白。私の世界にまだ「好きなことを仕事にする」が確立されていないからだ。

それでも、この状況を悪いようには捉えていない。読んでくれる人がいるから、読んで、と発信をしているから、緊張しているのだと思う。失敗を恐れているのだと思う。初めて「いいね」の数を気にしてしまうことで注力すべき的を外しているのだと、思う。これだけつらつらと理由が出てくるのだから、多分問題ない。

ということで、朝一番にテーマを持ったエッセイを書くのをやめようと思う。私はずっとスポーツをやってきたのだけれども、歳を重ねれば重ねるほど、準備運動は大切だ。ストレッチをして、軽くランニングをして、それから怪我防止のためのダッシュをしてからようやく競技を始める。

そう、つまりは準備運動だ。

準備運動のテーマは、note住人なら憧れてやまないであろうぽんずさんの記事から借りて、投稿していこうと思う。1万人チャレンジ期間(7月中旬まで)、日に2投稿以上になること、悪しからず。

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(38)旅に出たくなる本、ありませんか?

また、必ず会おうと誰もが言った/喜多川泰
サンマーク出版(2010/11/25)

この本一択ですね。私が読んだのは2012年、18歳。先輩に進められて図書館ですぐに借りに行ったあの夏を今でも覚えている。

この世界に、生きているうちには到底読み終えることは難しい数ある本との出会いも、人との出会いと変わりないほど偶然や運命や必然とやらが交差していると思う。

大学一年生の時にこの本に出会えてよかったなと思う。本当に。

自由を手に入れた大学時代、お金はないけれどたくさんたくさん旅に出た。ペットボトル一本買うのを躊躇いながら18きっぷだけを握りしめていろんな街へ行った。とある街でチリ人と友達になった時に教えた日本語は「またね」だった。

社会人になったらもう18きっぷなって使ってたまるか、なんて思っていたのに、いまだにあのなんとも言えないお尻が痛いだけの時間も嫌いになりきれず24歳の夏を過ごし、今年も夏がやってくるし、来年26歳の夏にはチリ人の友達が東京オリンピックに来る気満々だ。

この本を読み、旅での出会いを夢に見て旅に出たら、そこはまるで主人公になってしまったような世界が待っていて、まさかこの本を思い出してこのnoteを書いているのがチェコという国なのだから、あの時先輩のおすすめを、先輩のことをよいしょするためであろうとすぐに読んだ私、グッジョブ。

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