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「涙が出てる」

 歳を重ねる程に涙が出やすくなるというのは本当か――

 それはさておき涙が出てる。「泣きそうになる」ことはまああるとして、それは実際には泣いてない。涙が出そうで出ない、もしくは、堪えられる位には目元が丈夫ということだろうか・・・ひねくれた言い回しをすれば、出そうだけど泣くほどではない状況だ。しかし今、私の目からは涙が出てる。出て来た。

 最近寂しさか、物悲しさが募る余り涙が出る。なんてとっても人間らしい一面をひそかに畳の上で披露する夜更けもあるわたくしですが、たった今の涙はそんなどうでもいい涙とは違う。

 嬉し涙だ!!


 長い長い長編小説の連載を、ここnoteで全く向かない長編小説の連載を続けて行くには、強い心臓が必要だ。もしくは雲より軽い気楽な心でもいいかも知れない。

 ただ、続けるのは自由だけれど、読んで頂けるかどうかは別の話なのだ。

 読んで欲しい。

 ダッシュボードを見ていると、ある日突然閲覧履歴が付くことがある。連載ものだと数話纏めて「ビュー1」が連なる事がある。「スキ」は付いていない。私はこの履歴を見つける度、もちろんそれは「食の風景シリーズ」でも「箸休め」でも「短編・掌編小説」でも「手紙小品」でも、ものすごく、ものすごく!嬉しい。
 読んだ上にスキを付けて下さる方も居る。この場合はメールでもお知らせが来る。「読んで下さっている!」とメールを開くたびに幸せな気持ちになる。

 至らぬばかりにままならない小説連載を続ける自分ですが、あなたがこの場所へ訪問下さり、目を通して下さったその優しさ、温もりは、生涯忘れることはございません。

 今夜は長編小説の連載を終えて、温もりに満ち溢れたコメントを頂戴し、読んだ途端に
「報われた!」 
 そう思って嬉し涙が溢れたのです。


 いつもありがとうございます


 それでは笑っておやすみなさい

                          いち

                      

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