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#14 禁断の恋=3

今回はちょっと大人の色恋について書いてみます。

と、その前に…。
ここ数年、音楽業界では80年代の日本の音楽が
注目されているようです。特にシティポップ。
それは日本だけでなく、
世界中から注目を集めているんです。

インドネシアの歌手Rainych(レイニッチ)が
松原みきの「真夜中のドア STAY WITH ME」
をカバーし注目を浴びていましたね。

いいですね。とても好きです。

歌謡曲に影響を受けてきた僕にとっては
とても嬉しい事です。

禁断の恋の歌

皆さんは、最近の不倫報道についてどう思いますか?
なんだかやたらと多く感じています。
個人的には、プライベートに踏み込みネタにした
ゴシップ記事が嫌いです。
不倫に関係なく、誰と誰が密会してるだとか
あの人とあの人が熱愛だとか、
あの人が何を食べただとか、
芸能人であれ、一般人であれ、
報じるメディアも好きではありませんが
その報道を面白がって見る人も多いそうです。

それはさておき、
そんな「不倫」や「禁断の恋」を
テーマにした曲が過去にも数多く
発信されている事をみなさんはご存知ですか?

恋に落ちて/小林明子
愛人/テレサ・テン
シンデレラ・ハネムーン/岩崎宏美
OH,NO OH,YES/中森明菜
天城越え/石川さゆり
さざんかの宿/大川栄策
年上の人/森進一

「富士そば」は演歌が良く流れているのですが、
蕎麦をすすっていると不倫を思わせる歌詞に
驚いた事が何度もあります。

勝手に
「演歌は不倫の歌が多いんだな」
と思うほどでした。

2000年台以降も、禁断の恋を思わせる
楽曲は数多くリリースされていますが、
その歌詞表現は70年代、80年代と比べて
遠まわしになってきているように思います。

最近は不倫報道が多いため、
ストレートに歌詞にし難くなってきているのかも
しれないですね。
更に表現が変化していくかもしれません。



僕ら第三者、世間の意見としては「不倫はいけないこと」
という認識です。つまり、それはルール。
ルールは守らなければなりませんが…
こんな話があります。

踏切の遮断機に挟まれ動けなくなった人を
「線路内は進入禁止」というルールに従って
その人を見殺しにするのでしょうか。

信号機は青。目の前に横断中の老人がいても
青は進めというルールに従って進むでしょうか。

これも僕の考えすぎかもしれませんが、
ルールを飛び越えなければならない状況というのが
もしかしたら不倫関係の二人にはあったのかも
わかりません。

例えそうだとしても「ダメなものはダメ」と
扱われる。それが秩序です。

深い部分までは誰も知らないし、
知れるはずもない。
だから表面だけを切り抜いて
貼り付けるだけのゴシップ記事が
僕は嫌いなんです。

一曲、禁断の恋をテーマに
演歌でも書いてみようかな
なんて思いました。

自由な感情と統制のための理性。

感情や本能は、意識とは切り離されたところで
みなさんの中に存在しています。
怒りや悲しみと同様、互いの環境がどうであれ
恋愛感情だって湧いてしまうことも
誰しもがあり得る事だと思います。

ただ、その感情と本能のままに動けば
秩序のない世界になる危険性がありますから
昔の人はそんな不安定な個人の感情や
行動を制御するためにルールを作ったんですね。

本能も人間らしさですが、それを抑える
理性もまた人間だからこその魅力です。

男も女も昔も今も、そしてこの先も
常に不安定で、心に秘めた感情を
理性で覆って抱いていく。

自由とは、秩序を破り外へ出る事ではなく、
秩序の中に見出す事…でもなく、
秩序を握りながら
外側へ手を伸ばす事。

そういうものなのかもしれないですね。


それにしても、Rainychの声がとてもいい。

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