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雨=天気が“悪い”って、誰が決めたんだろう?
自然体な生き方を考えるメディア『ソラミド』の編集部がお送りするnote。編集部員が考えたこと、感じていることを自由に書き記します。今回は編集部員の笹沼が担当。肩の力を抜いて、ゆるりとお読みください。
先日、両親と1泊2日で箱根に行ってきました。
あまりあちこち観光せず、芦ノ湖でゆったり遊覧船に乗って、ホテルでおいしいごはんを食べて、温泉に入って、近くのお店でおみやげを見て……と、のんびり良い旅になりました。
お天気は2日間とも雨。
2週間くらい前から、こまめに天気予報をチェックしては「晴れそう!」「雨かも…?」と一喜一憂し(お天気が不安定な今の時期って、予報もコロコロ変わりますよね)、最終的には本格的な雨予報に。
前日夜、折りたたみ傘や上着を準備しているときは、膨らむカバンを見ながら「晴れてほしかったんだけど」なんて思っていました。
でも、いざ出かけてみると、雨のなかの旅行もそれはそれでいいもんだなぁ、なんて感じられたんです。
雲なのか霧なのか、湖の上にはぼんやりと白くもやがかかっていて、奥に見える木々や山の景色が、まるで水墨画のように見えました。
パキッとした晴天のもと、鮮やかな木々や水面が見える景色も、きっとキレイです。でも、私が見た淡い色使いの芦ノ湖もなんだか幻想的で、雨の中だからこそ見られた光景なんだなぁ…と。観光パンフレットには選ばれない景色かもしれないけれど、私には特別なものに感じられたのでした。
雨といえば「天気が悪い」と表現されがちですが、決して“悪い”わけじゃないんですよね。
新しい季節の訪れを知らせてくれるときもあるし、雨上がりに見かける植物はなんだか生き生きしているような気がするし。しとしとと聞こえる雨音に、心が癒やされることだってあります。
雨にもいいところがたくさんあるんだから、これからは簡単に「天気が悪い」なんて言わないようにしたいなぁ。
以上、とりとめのない話にお付き合いくださりありがとうございました_(._.)_
(執筆:笹沼杏佳)
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