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学年ビリ2位の中学生を学年2位にした話(第4話:どっちに転ぶのか。)

そらまめごりらです。

書き始めると記憶がどんどん蘇ってきて面白いのですが、長くなりすぎるので少しブレーキをかけながらあと2回くらいで完結させようと思います。

前回の続きは下のリンクからお願いします。

第4話 どっちに転ぶのか。

大体予想はついていた。

テストは散々の結果だった、5教科のテストを目の前に広げてうなだれていた。

中学生になって始めてのテストは壊滅。短期間だが、あれだけがんばった算数数学も60点くらい。他の教科も平均点前後くらいで、特に社会は13点と教科単位の順位では最下位から2番目だったのだ。

まあ、世の中そんなにあまくないと思うしかない。

ひどくがっかりはしていたが、ひとつだけ良かったことがある。

テスト結果に対する感じ方、特に算数の間違えた箇所に対して、

「あ゙ー!この前の問題集と全く同じだったのに間違えたー!!!ムカつく!」

一問だけでなく、似たような間違いを数えてみると3,4問はあった。

実は、これが狙いだった。

「これくらいならできたはずなのに!」とか、「やったことあるのに間違えた!」とか、「出来るはずなのに出来なかった!」というのは悔しさとして記憶に刻まれる。

見事に術中にハマってくれてこちらとしては、うれしさというか、楽しさを覚えてくる。

普通は、テスト後のミス分析は基本中の基本だが、今回のテストは小学生の内容なので、算数だけミスのクセだけを確認させて、すぐに中学の内容に入ることにした。

1ヶ月前まで数字ギライだったはずなのに、今は、「早く中学の勉強やろう!」と急かしてくるくらいになった。

好奇心が爆発している。

勉強なんてやりたくない!とならずに、いわゆる夢中になってくれてとてもうれしいと感じた。

この状態を逃すまいと、すぐさま中学生の勉強にはいった。。

次回は、最終回

学年2位になるまで、中学の勉強をどうやって進めたのか、を紹介。

ではでは。


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