【エッセイ】この感情は恋と呼べますか
中学生2年生の冬。私は恋をしていました。
前回のエッセイで上げた話の数ヶ月後のことです。
初めての彼氏と別れた後、色々なことが起こりました。
その中でも大きな出来事だったのが私or元彼どちらの味方問題です。
元彼は、私の態度に憤り部活の後輩達に「あいつとは関わるな」と言いふらしていたようです。
実際、何人かの仲良かった後輩達がよそよそしくなってしまう事がありました。
それも異性の後輩ばかりだったので、従わずには居られなかったのかなと思います。
後々、元彼と私の共通の友人である1人が部長が後輩達に釘を刺してくれたので問題は無かったのですが、その時にその問題に触れずいつも通り接してくれた後輩がいました。
それが、私がそこから3年片思いした後輩です。
彼は、生意気後輩でありながらずっと寄り添ってくれていました。
私はもっと仲良くなりたくて、彼の好きなアニメやゲームを始め必死に話を合わせようとしていました。
元々趣味もあまり無かった私ですがそれをきっかけに色々な作品を触れるように。
学年が違うのでいつも誰と遊んでいるのか、彼女はいたのか、分からないことが多く不安な時ももありました。少し仲良い女の子が分かると嫉妬してしまったり……。
だから少しでと多く彼と居たいと願い、積極的に行動していました。
そんなある日このまま終わるのは嫌だと思い、1度だけ告白しました。
中3の夏。告白はLINE。
好きなんだよね。
それだけ送った覚えがあります。
ただ、臆病な私は付き合ってください。とまで言うことが出来ませんでした。
ありがとう。と返され、そこから一歩踏み出すことが出来ずに私のターンは終了。
砕けるなら砕けてしまいたいと思っていた私ですが、なんとも言えない結果になってしまい気持ちが消化されないまま部活の引退を迎えました。
それからでも、私は彼への気持ちを忘れられ無かったです。
高校に入っても、何度か会うことがありました。
気になる人が出来ても、高校卒業した後でも、何度か彼と連絡を取りました。
恋愛的な好きって気持ちが残っているのか、自分でもよく分かりません。
だけど、まだ、未だにです。
少しだけ彼に会いたいと、思っています。
これは恋なんでしょうか、、、。
あの時抱いた感情とは違うけど、似ている、そんな甘酸っぱくて苦しいこの感情の招待は、知ることが出来るのでしょうか。
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