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京都·夏の風物詩「祇園祭」切符入り

一般に見れるものは少ないですが、祇園祭の神事が行われている今日この頃。

7/5には、長刀鉾保存会では稚児舞披露が行われました!
この日はあいにくの雨…でしたが、TV局をはじめ、新聞社さんや一般の方、たくさんの方々が長刀保存会さんの町会所周辺に集まっていました。
私も皆さんに混じって、拝見させていただきましたよ(^^)

前祭の山鉾巡行、後祭の山鉾巡行・花傘巡行までの間にいくつもの神事(儀式)があり、長刀鉾の「稚児舞披露」も、最初に各町内さんが行う儀式『切符入り』の1つです。

長刀鉾保存会の2F 吉符入の神事の様子

この日、保存会の2Fでは、八坂神社の神職さんをお招きし、神様にお使えする稚児と禿の名が書かれた切符を神前に供え、お祓いをしていただいて巡行までの祭りの祈願していただくそう。各町内会さんの団結式という方がわかりやすいかもしれません。
長刀鉾では、その儀式の中でお稚児さんが舞を披露しているんです。
この舞は巡行本番の最初でも披露される、天下泰平と五穀豊穣を祈るための舞。

稚児舞披露

コロナで開催を見送った年もありましたが、こうして祇園祭の山鉾たての技術やお囃子・舞いなど、伝統文化は次世代へ引き継がれていきます。

祇園祭に限らず、全国に残る祭りごとは、こうして親から子または、伝統文化を後世に残し伝えていきたいと思う人々によって長く引き継がれて行くのですね。

私は直接関わることはできませんが、こうして写真や言葉(文章)で祭ごとの魅力やその行事に関わる皆さんの様子を伝えていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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