【エッセイ】自己否定を乗り越えたから言える「だってそれが私!」☀︎おっちょこちょいのままでいい
忘れたり落としたりするのが子どもの頃から多かったおっちょこちょいな私。
30代を過ぎても相変わらずでしたが(現在40代)今は「でも、それが私!」と受け入れられるようになりました。
そうじゃないとずっと「私って何てダメなんだ😣」と自己否定し続けることになるから。
忘れないように気をつけている自分えらい!
対策練ってもやっちゃう時はもう仕方ない!
「だってそれが私だもん!」とやっと笑って開き直れるようになったのはここ5年くらいのことかな。
先日、息子がバイトでお世話になった方が退職されるとのことで花束を買ったのですが、
なんとバイクに乗っている途中で落としてしまったのです!
しかも落としたことに気づかずに、到着して「あれ???お花無い!私買った…よね?」と焦る。雨も降ってきたから余計焦る。
「花がバイクから落ちた時に気づかなかったの!?」て感じですよね😂
いやぁ気づかないんですよね〜。
そういう人なんです。私。
来た道をもどったら奇跡的に救出できて
(道路に落ちてた)
無事渡せました💐
これはもうある意味、伝説作った✨!と、
実家で笑い種として意気揚々とエピソードを話していたら、
息子は「お花見つかって良かったね」って言ったの(優しい🥹)
私の母親は「もっと気をつけないから落とすのよ」って言ったの😑
あーっ。そっか。
どんなに自分なりに気をつけていても
頑張っていても
マイナス面にしか注目されなかった。
「もっと気をつけないから」
「ちゃんとすれば忘れない」
「頑張りが足りない」
そう言われ続けてきたから
「自分はダメなんだ」
「できない子なんだ」って思って生きてきたんだよなって、思い出しました。
自己肯定感のすごく低い子だった。
「もっと気をつけないから落とすのよ」
悪気ない母親のその一言でいろいろと思い出しました。
(ちなみに旦那も「何で落とすの?落とさないでしょ普通。信じられない」って呆れてましたが😑)
前までの私なら返す言葉がなくて、怒るか悔がるかだけだったかもしれないのですが、、、
私もただ年齢を重ねてきたわけじゃ無い。自己理解を深め、脳の多様性を知り、経験値を積み、アップデートされてきたからこんなふうに返すことができました🌟
「あのね。いろんな人がいるんだよ。
人の電話番号何十件も覚えられる人がいたり、車のナンバーと車種をずっと記憶していられる人がいたり、知り合いの誕生日ほぼ全員覚えてる人がいたり、そんなことができる人、限られているよね?今ここに6人もいるのに、それができるのは1人しかいないでしょ?(うちの旦那です)
全員が同じじゃないんだよ、
人それぞれ得意なこと苦手なことが違うんだよ。
だから、何人かに1人はそそっかしい人がいるのはおかしいことじゃないよ。何家族か集まったら、私みたいにお花を落としちゃう人がいるのも何も不思議なことじゃないよ(こじつけ感有るけど笑)。」
このスピーチはADHDとか特性とかの言葉をだすよりも、親の心にしっくり来たようで、
「数字を覚えていられる人よりも忘れっぽい、落とし物多い人のほうが多いかもね」
「3家族くらいいたら、もう1人くらいよく落とす人いるかも」
なんていう話まで出て、納得させることができました笑
普段、療育施設や自分のお教室で働いている時は、私の強みも弱みも理解して温かく受け入れてくれる方に囲まれているので、私はありのままの自分で過ごせています。
でも、世間は寄り添ってくれる人ばかりじゃない。分かってくれる人ばかりじゃない。
そんな時に、怒ったり簡単に諦めたりしたくない。
だから私は理論を身に付けたい、
語れるほどの経験を重ねて引き出しを増やしたい。
自分も、どんな子どもたちのことも守れるように、ポジティブに磨きをかけたい。
どんなに頑張っても
まだまだ失敗はすると思う。
周りに呆れられる時もたっくさんあると思う。
でもこれからも
「だってそれが私だもん!」
と笑って言える自分でいたいな。
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