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自分軸を取り戻す

このところ、右往左往していた。

すっかり上の空のことも多くなって
「何やってんだ、自分」とも思うし
「何にもしてないな、自分」とも思った。

振り回されて自分以外の色々に翻弄されていた。

公転してる場合じゃない!
早く自転に戻らねば。
自分の軸で回ろう。

そこで何人かの私が好きな人たちを思い出した。
彼女たちはいつだってわがままだ。

みんなでワイワイ飲んでいる時に
コース料理以外の単品を勝手に頼んで
一人で全部食べる

とか

人の家に来てまず顔を洗う

とか

お土産物があれば必ず一番先に一番良いやつを食べる

とか。

でも、それで良いのだ。
誰も文句なんて言わない。

なぜなら、それが彼女だから。

もちろんただのわがまま女ではない。
とてつもなく優しくて思いやりがある女性たちだ。
それぞれバラバラの友達だけど、大好きだ。
サッパリハッキリしているから側にいても楽である。
ただただ、自分の願望にひたすら正直だ。

嫌なものは嫌。
やりたいことは絶対にやる。
誰が何と言おうと。

気を遣いすぎたり、考えすぎたりして動けなくなる私は
彼女たちのそのある種の傍若無人さというか天衣無縫さに憧れすら抱いている。

私もクルクル自分の軸で回っていけば
洗濯機の脱水みたいに余分なものがぜーんぶ飛んでいって、
シンプルな本質だけを残せるかもしれない。


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