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20220828 経営のノウハウを朝ドラから学ぶという話

妻は、毎日欠かさず朝ドラを見ている。
仕事に出かける時間は7時20分位なので、オンタイムで見る事は出来ない。
HDDレコーダーにタイマー予約をして、それを仕事から帰ってきてから、夕食を食べながら見ている。

今の朝ドラは「ちむどんどん」かな?
主役の黒島結菜は、足ガールというNHKの時代劇でも良い味を出していた印象がある。

その朝ドラのストーリーが展開していく中で、レストランの経営のノウハウについての台詞があると言うことを、ここのところよく妻が話してくれる。
「3日分の売り上げで家賃が払える所」
「看板となるメニューを作る」
「看板メニューがあると、同じものを続けて仕入れることになり、仕入れに迷うことがなくなる」
「自分が休んでも、代わりとなるシェフが同じレベルで料理を出すことが出来る」
「そうすれば、自分が体調を崩したからと言って休業せずに済む」
などなど。
レストランを経営するのに、なるほどという台詞がたくさんあると話してくれる。

何故こうした台詞に反応するのかというと、今の仕事に対しての不満が大きくなり、自分たちで事業を始めてみようと考え始めているところがあるから。
そうすると、朝ドラの台詞を基本として、色々なところでやっている商売がどんな具合で出来ているのか、継続できる商売になっているのか、無理をしていないかどうか、などといった視点でお店を見始める。
どこに言っても、そんな話がこの頃出てくる。

今日は、ドライブで和歌山の中辺路というところに出かけてきた。
知り合いの方がオープンデパート朝市というのを企画していて、今日は中辺路の廃校になった小学校を借りてそのイベントがオープンする日だったから。
テントで色々な方が出店している。
ちょっとした雰囲気の良い空間に鳴っているので、ドライブがてら行ってみたわけだ。
そして、到着してぐるっと見て回って、早速分析が始まる。

お店がぐるりと輪になって並んでいて、その中央にベンチがあってそこで飲食が出来る様なレイアウト。
キッチンカーで来ているお店もあった。
ぐるっと見て回って、食べたいものを見つけ、一通り美味しくいただいた。
多肉植物が可愛らしかったので、それも買って帰ることにした。

そうして、一通り楽しんだあと、クルマの中ではこのイベントやら出展者の意図みたいなところについて、会話をすることに。
で、結論としては、この写真から見えてくることに話が行き着いた。

朝ドラの台詞を引用して妻は気付いたことを話す。
「どの店も、何が看板メニューなんだろう?何を売りたいんだろう?それが一目でわからない。伝わってこない。わかりにくいからそばまで寄っていくという効果はあるのかもしれないけれど、寄っていってもわからないところがたくさんあった。」
「お店の出し方が良かったのはどのお店?」と質問してきた。
「ガパオライスの店と、多肉植物を買った店、カレーの店も目立っていたかな、ドリンクでジンジャーエールを売っていた店はどの店の人も買いに行っていたし、自分も飲んだけどものすごく美味しかった。」
そんなことも言っていた。

視点を持つことで、色々と発見につながる。
朝ドラが経営のノウハウを伝え、それによって生まれた視点で見てみると、これまで気にならなかったことが見えてくる。
ただのドライブから一段階レベルアップした感じのお出かけになった。

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